FXとは外国FX証拠金取引です。証拠金を入金することにより本来取引できる通貨単
位を超えての取引が出来るわけです。
レバレッジをかけ証拠金の25倍もの金額の取引が出来ます。FXではこのレバレッ
ジがメリットでもありデメリットでもあります。
利益が出る時は大きく儲けを出す事が可能ですが逆に損失が出るときも大きく損失
を被ることがあります。損失が大きくなりすぎた場合に建玉を強制的に決済される
機能をロスカットといいます。ロスカットは決まっている必要証拠金維持率を下回
ったときに発動されるものです。建玉を維持するためにはある一定のパーセンテー
ジの証拠金を口座に入れておかなければなりません。ところが損失が大きくなると
証拠金の割合が少なくなり建玉を
維持する事が出来なくなるのです。
ロスカットレベルの基準は取引会社によって異なりますが20%~30%前後で設
定しているところがほとんどです。損失が大きくなりすぎて投資家のためのセーフ
ティネットともいえます。
もしロスカットという機能がなければ損失が膨らみ続け含み損を抱えたまま証拠金
自体の割合も極端に低くなり口座の資産が(=⌒▽⌒=)マイナスになることも考えられます。
追加で証拠金を入れなければいけないという状況になります。ではこのロスカット
を未然に防ぐためにはどうすればよいのでしょうか。
最も効果的なのはやはりレバレッジを低くすることです。ある一定の証拠金に対して
取引量が格段に多い場合建玉が多い場合には証拠金維持率自体が当初から低いため少
しの損失でロスカットに近づいてしまいます。
多少の評価損含み損を保有していても自分なりの投資を続けたいという人にとっては
近いうちまたは将来含み損はなくなるぐらい値が戻ると予想していたりすると
ロスカットはその投資計画を打ち崩すものとなります。(・∀・)投資の途中段階で建玉を決済
されるとそこで損失確定したまま終了してしまいます。どこまでの値動きでどこまで
の値幅で動くか分からないのでレバレッジは低く抑えましょう。