Mさんの墓標 | 50独男の独り言

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48歳まで独身生活を続けてきたのに、突然、妹が育児放棄した15歳の甥っ子を育てる父親代わりになりました。伯父・甥という2人暮らしをしながら、甥っ子の自立を支援します。

昨日の夕刻、久しぶりにMさん宅の様子見に行きました。


もちろん本人は他界してるので、外観をちょっと見しただけ。



僕が『本人死亡』と赤ペンで書いて投函したのが効いたのか、消費者金融やガス会社、携帯会社からの督促状はポストには入ってませんでした。



玄関にいつもかかっていた暖簾は外され、長年、使っていた冷蔵庫が外に置かれていました。


大家さんが、少しずつ片づけをしてるようです。


僕には、冷蔵庫が墓標のように見えました。




甥っ子は熱が下がって登校しましたが、最近、イライラしています。



まず、朝、教室に入る時が嫌な感じだ、と。



先に登校した生徒たちは一斉にスマホに夢中になっていて、甥っ子が教室に入ると、ジロっと視線が集まった後、またスマホ画面に戻るそうです。



中には深夜3時までスマホやってる子もいるのだとか。



今週末、学園祭があるので、放課後はその練習をすることになってるのに、担任の先生が職員室に引き上げると、誰も何もしない、と。




僕は、通院の後、市役所で医療費絡みの手続きをし、ついでに庁内にある障害者自立支援の運営売店で弁当とパンを買ってきました。


安くて、そこそこ美味しいのです。



ところが、荒れていた甥っ子は、帰宅するや、やけ食いと称して冷凍庫のアイスクリーム2つを食べてしまいました。


スーパーで3割引きだったから、二日分って意味で2つ買ってきたのに・・・。


そして、せっかく市役所売店で買った唐揚げ弁当には手をつけず。



僕が、今朝の朝食にしました。



1日だけの休日が終わるのは早い。


天気が悪くて洗濯も布団干しも出来なかったし、楽しい休みとは言えませんでした。