要介護度の認定チェック | 50独男の独り言

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48歳まで独身生活を続けてきたのに、突然、妹が育児放棄した15歳の甥っ子を育てる父親代わりになりました。伯父・甥という2人暮らしをしながら、甥っ子の自立を支援します。

昨日、甥っ子が公立高校の入試に取り組んでいる間、僕はMさん宅で要介護度の認定チェックに同席していました。



介護保険の適用対象は、軽い方から要支援1、要支援2、要介護1、2、3、4、5と認定されます。



僕は両親とも介護はなかったので、初めての経験になりました。



市役所から職員が来て、Mさんの四肢や日常動作を目視確認し、入院前の生活状況、入院中の治療経過、退院後の生活について聞き取りを行いました。




基本的には本人が質問に答えていましたが、ところどころ、曖昧になると僕が助言しました。



『最後の自力外出は、1月3日に車で最寄りのコンビニに行ったこと。

1月4日以降は、腹水と脚の浮腫みが酷くなって座りっぱなしの生活になり、動きが取れなくなった。


1月14日、入院→2月17日、退院』


こんな感じで。



またまた呆れたことに、初めての服薬は、訪問看護師が来た退院2週目で、それまでは薬は放置して酒とタバコをやっていた。


腹水がまた増えたのは、当然だったのです。




夜20時頃、担当した職員から補足質問の電話がありました。


Mさん本人の前では言えなかった事情について。


僕は、簡潔に洗いざらい、経過を説明しました。


『あのまま放っといたら、今頃は死んでたかも知れません』と締めくくりました。




今日、彼は介護タクシーに乗って、単独で市役所に行きます。


生活保護費を受け取りに。


僕は、同行することも出来ますが、断りました。


いいかげん、彼の僕への依存心を断ち切ってもらい、自立して欲しいからです。


ドライバーに介助してもらえるよう、在宅介護支援センター長が段取りはつけてくれたし。



そして、甥っ子は公立高校入試2日目、面接に臨みます。