昨日、甥っ子が公立高校の入試に取り組んでいる間、僕はMさん宅で要介護度の認定チェックに同席していました。
介護保険の適用対象は、軽い方から要支援1、要支援2、要介護1、2、3、4、5と認定されます。
僕は両親とも介護はなかったので、初めての経験になりました。
市役所から職員が来て、Mさんの四肢や日常動作を目視確認し、入院前の生活状況、入院中の治療経過、退院後の生活について聞き取りを行いました。
基本的には本人が質問に答えていましたが、ところどころ、曖昧になると僕が助言しました。
『最後の自力外出は、1月3日に車で最寄りのコンビニに行ったこと。
1月4日以降は、腹水と脚の浮腫みが酷くなって座りっぱなしの生活になり、動きが取れなくなった。
1月14日、入院→2月17日、退院』
こんな感じで。
またまた呆れたことに、初めての服薬は、訪問看護師が来た退院2週目で、それまでは薬は放置して酒とタバコをやっていた。
腹水がまた増えたのは、当然だったのです。
夜20時頃、担当した職員から補足質問の電話がありました。
Mさん本人の前では言えなかった事情について。
僕は、簡潔に洗いざらい、経過を説明しました。
『あのまま放っといたら、今頃は死んでたかも知れません』と締めくくりました。
今日、彼は介護タクシーに乗って、単独で市役所に行きます。
生活保護費を受け取りに。
僕は、同行することも出来ますが、断りました。
いいかげん、彼の僕への依存心を断ち切ってもらい、自立して欲しいからです。
ドライバーに介助してもらえるよう、在宅介護支援センター長が段取りはつけてくれたし。
そして、甥っ子は公立高校入試2日目、面接に臨みます。