『あなたは人間相手の仕事には向いていない』 | 50独男の独り言

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48歳まで独身生活を続けてきたのに、突然、妹が育児放棄した15歳の甥っ子を育てる父親代わりになりました。伯父・甥という2人暮らしをしながら、甥っ子の自立を支援します。

これ、21(水)の面談で、部長から言われたことです。

後にさらに『製造とか、物を相手に黙って仕事するのが向いてるんじゃないですか?』と続きます。


事の発端は、15(木)でした。

不在通知が嫌いで、『荷物は玄関前に置いといてくれればいい』という取り決めをしている御客様宅に、若いバイクの配達員が誤ってマルツ(少し前の日記に書きましたが、不在通知を投函することを業界用語でマルツする、と言います)をしてきました。

当然、御客様から苦情電話が入ります。

内務が『19~21時の再配達でお許し願えませんか?』

と頼んで『わかった。それでいいよ』で一旦、おさまりました。


クレームになってるのですから、19時ピッタリにお詫びと共に、ミスした配達員が再配達に行くのが筋だと僕は思います。


しかし、問題の荷物は夜間便のカゴ台車に仕分けされて、そして僕の担当分になりました。

『到着直前に必ず電話すること!』という内務の指示メモは貼ってありました。

そういう御客様は他にもいます。

特に夜間だと、いつ来るかわからないと風呂に入れない、とか、そういう理由で。


日中にミスがあったこと、その方がクレーマーであるという事実などは、僕には全く知らされないまま、僕は夜間便の配達に出発。20時58分に、その御客様の自宅直前に到着したので、電話をしました。


『今頃来たのか!?お前ら何回もモメてるのに、いつになったらケジメつけるんだ!?』から始まって、5分間ぐらい怒られ続けました。


この夜、僕は不眠になって、翌日から欠勤状態になりました。


で、21(水)は、今後の進退についての面談だったのです。

欠勤は全く僕の落ち度です。


ただ僕にも言い分がありました。

『クレーマーを相手にミスしたんだったら、一刻も早く対処すべきだったし、実際、再配達に向かう私に、なぜ内務も夜勤班長も何も教えてくれなかったんでしょうか?情報があれば、真っ先に電話して、最初にその方のところへ行きました』


これで部長が怒り出します。

『我々はあなたの事情に合わせて勤務時間を短縮したし、担当荷物数も減らしました。数字データを見ても、あなたは結果を出していません。この商売、怒られるぐらいは当たり前です』

その後に、冒頭のセリフがきました。


僕は怒られたこと自体がストレスだったのではなく、ミスのカバーを、もっと連携して迅速にすべきだった、と言いたかったのですが、話は僕の能力問題へと移行します。


『勤務が6時間オーバーになってしまっているのを、我々も把握はしています。でも、それは、あなたの能力不足なんじゃないですか?世の中、そんなに甘くないですよ』


来週27日(火)に、最終面談をします。

選択肢は、2つ。

歯を喰いしばって夜勤を続ける。

退職願を出す。


後者を選ぶことは、もう決意済みです。