娘はこれまでに4度入院したことがあります。

1度目・2度目は生後10か月と11か月の時にRSウィルスが重症化しました。

その原因が「CMV(サイトメガロウィルス)」だと説明を受けました。

7か月から保育園生活を送ることになった娘は、おそらく他のお子様と同じように

「保育園の洗礼」を受け、乗らなくてもいい流行の、なんなら最先端を走る!くらいの勢いで

次々と風邪やら胃腸炎やら何やら…をお土産として持ち帰ってくるのです。

 

そんな時…ひどい高熱でぐったり。離乳食どころかミルクも飲めず。

慌てて病院へ連れて行くと即入院。

当時住んでいた町にはなんと小児科はなく、隣町の小児科も午後3時まで。

入院施設はあるにはあるが、売店もなく、付き添いの親のご飯は家族に用意してもらってください。

おまけに産婦人科がないから、乳児の入院に必要なミルク、ミルクの為のポットはご持参ください。

ひゃー。

うちには用意してくれる家族はいません、と伝え実費で病院食を用意してもらいました。

 

娘はぐったりしたまま、点滴に繋がれ、見たことないいわゆる「業務用」みたいな連続装用吸入(管みたいなものが伸びていました)

が口元にくるように延ばされていました。

 

ただ、幸いだったのは、そんな病院にも関わらず診てくれたdoctorが優秀な先生だったこと。

何人もの子供の難病を見つけている先生、と有名な先生だったのです。

 

「んー…RSだけでこの症状はおかしいから精密検査するねー」

と調べてくれた結果、CMVが分かった訳です。

 

その時の先生の説明では

「CMV単体では悪さはしないけど他の病気と結びつくと重症化するんだよね」と説明してくれました。

「ただ、生まれてくる子の約200~300人に一人と珍しくない割に免疫化するまでの時間も早い子だと半年

 長いといつになるのか分かんないんだよね」との説明で…(あいまいな記憶ですが💦)

あ、免疫化するのか…と漠然と考えていました。

「免疫化すると、悪さはしにくくなるからそれまでは要注意だね」と言われたものの…

どのようにも要注意しにくいなぁ、と思いつつ治療を受けました。

 

その影響からか、RSウィルスが重症化して2か月続けて入院することになったのです。

両方とも3泊4日程度でしたが、当時の私は心配でなりませんでした。

「いつまで入院の心配をするんだろう」と思っていたのです。

お陰様で3か月続くことはなく、風邪かなと思ったらすぐに受診をするようになり。

安心していた…ら。

 

1歳10か月頃、またもやひかない高熱…

びくびくしながらもまたもや隣町の先生を受診。

「はい、入院ですねー」

そうでしょうね…

しかし、先生は「でもなぁ…肺炎なんだけどね?この子の場合、この程度で済んでるってことは…」

と首を傾げつつ、続けて

「うん、ちょっと調べるね。」

え…何々…どきどきする私。

結果は「うん。CMVどっか行ったね。」

え!?どどどどどっかいった?!どゆこと!??!!?

はい。免疫化?したのか反応が出なくなっていたようです。

「これで、もう重症化の心配ないね。お母さん頑張ったね。」

何もしていない私をほめてくれた先生でしたが…これで一安心。

 

普通に4泊5日ほど入院し、肺の影も消え無事退院をしました。

その後の娘は元気いっぱい!!で大きな病気をすることもなく過ごすことになる

 

 

 

 

…のでした。きっと。

続きはまたあとで。

 

 

ちなみに4回目の入院は昨年10月末からの入院ですが。これもまた後ほど。