出産翌日、看護師さんに呼ばれます。

女医さんもいて、助産師さんもズラーッとたくさんいました。

寝不足と会陰裂傷が痛くてフラフラでしたが、皆さんの緊張感が伝わってきました。

女医さんから、お産を労うような声掛けがあり、総出で凄く褒められました

ところで。
「お母さん、赤ちゃんのおてて見ましたか?何か気になるとこありましたか?」

「あぁ…なんか指が曲がってる?気がしたけど、もう疲れて眠くて、赤ちゃんだからかなーとか思ってよく見てませんでした」

「うんうん。そっかそっか。夜だったしね、暗かったもんね。お手々ね、ちょっと見てくれる?指がね、1.2.3.4.…」

「あ、6本?」

「うんうん。そうなの。親指の横にねちっちゃいかわいい指があるよね。多指症っていうんだけど、だいたい生後6ヶ月くらいで手術をします。そんな難しい手術じゃないしね。」

看護師さん達「うんうん!豊臣秀吉も多指症と言われててね!富を掴む指と言われてるのよ!!」

「へぇーそうなんですね!」

案外平気そうな私に、皆さんホッとしてる印象

「結構ね、落ち込んじゃうお母さんもいるんだけど…大丈夫?」

「あ、全然大丈夫ですー!手術すれば取れるんですもんね!」

「うんうん!そうよ!!あぁーよかった!お母さん落ち込んじゃうかなーって心配してたんだけど、お母さんしっかりしてて安心したー!」
と総出で励ましてくださいました。


病院がスパルタ母乳病院だったのもあり、夜通し授乳するような入院期間でした。

退院して、アパートでの育児が始まりました。

私が不慣れなのもあるでしょうけど、とにかく寝ません。

やっと寝たと思っても、布団に置いたら起きます。

2時間かけて寝かせて、20分は寝てくれたかな…?という感じ。

パパは大学院とバイトで殆どいません。

実母が2週間くらいいてくれましたが、産後一ヶ月までは裂傷が痛くて動けなくて大変でした。