最近、女性の側からのSEXに関する問題提起が多くなっていますが、あまり男性からの問題提起はありません。私がブログで「愛と性」について書かなければならないと思ったのは、当然のこととしてSEXに関することは女性も男性も共有しなければならない問題だからです。
そしてもう1つ、SEXするときにはこうしてほしい、こんなことはしてほしくない、本来こうあるべきだという意見は多く見かけるのですが、その大前提となることにはまったく触れられていない……だから自分で発言していこうと思ったのです。
結婚すると、食べ物の好みが合わないことがあります。LGBTの方もいらっしゃると思うので、結婚に限らないほうがいいかもしれませんね。パートナーと一緒にいると、にしておきましょう。
食べ物の好みが合わないのは、それまでの生活してきた環境によって好みが形成されているからです。関西と関東の味付けが違うのはみんな知っていることですが、仕事の内容によっては塩分の強いものが必要な人もいれば、晩酌をするのでお酒のつまみのようなものしか食べない人もいるし、さらに偏食があったりすることもあります。
パートナーとのあいだで、こういった好みをすりあわせていくのが結婚生活です。このような好みのすりあわせは、日常生活すべてにわたって行われます。インテリアから何から、すべてにわたって好みがあり、お互いが納得いくところで合意していくのです。
SEXに関しても、当然お互いの好みのすりあわせをしなければなりません。
そしてSEXに関しては、次の2つの点から、そのすりあわせがより難しいのです。
1.お互いの身体に直接触れる。、
2.そもそもSEXに対する感覚が違う。
これから、何度かに分けて上の2つについて書いていきたいと思います。