④男性のSEXの偏在 | 言霊で思いを実現して生きる

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前回までに、女性が「妊娠する性」で、男性が「ばらまく性」であることについて述べました。ですから、女性はよりよい遺伝子を求めた性行動をするし、男性は遺伝子をばらまくような性行動します。



これから愛と性について、さまざまな局面から述べていきますが、この男性と女性の性行動のベクトルの違いが、さまざまな現象となって表れてきます。



2010年時点で(国勢調査のデータ)、50歳までに結婚したことのない「生涯未婚率」は男性が20.14%、女性は10.61%でした(2012年版『子ども・子育て白書』)。実に、男性の5人の1人が50歳を過ぎても結婚の経験がなく、女性は10人に1人が結婚の経験がないということです。



私が周りを見ていて常々思うのは、5人に1人はいる50歳過ぎの未婚男性より、10人に1人しかいないはずの女性のほうが目立つということです。大雑把にいって半分しかいない女性のほうが目立つのです。



これには、理由があります。



5人に1人はいる男性は、自己表現が苦手な人が多く、目立ちにくいからです。彼らは自分の遺伝子の優秀さをアピールできなくて、今期を逸してきた人たちです。だから、目立たなくて当然なのです。



これに対して、10人に1人の女性たちは、遺伝子が優秀な男性を見つけられなくて結婚しなかった人たちです。これは、自分と比較して魅力的だと感じる男性がいないということです。



女性は、自分より劣る、もしくは強くアピールするポイントがない男性には惹かれません。彼女たちは、自分たちがアピールする力が弱くて残っているのではなく、自分たちを超えるアピール力をもっている男性に出会わなかった、もしくは出会っても結婚しなかったから残っているのです。



こういうなかで、日本ではSEXの偏在が起きています。すなわち、一部のSEXにとても恵まれている男性たちと、まったく恵まれていない男性たちです。この影響は、女性たちも受けることになります。



このSEXの偏在は、いまの日本人の愛と性に大きな影を投げかけているのです。これについてもいずれ折にふれて書いていきたいと思います。