次の目的地には、絶対に時間に遅れられない理由がありました。


それは「歳三忌」。
土方さんの命日(旧暦5月11日)に合わせ、
毎年5月の第2日曜に墓前法要が行われているということで、
今回ちょうど旅行日程と合ったため、ぜひ参加したいと思っていたのでした。


それが11時からだったので、
少し早めに着けるように、余裕を持ってお墓のある石田寺(せきでんじ)に向かいました。


万願寺駅から石田寺までは住宅地の中を歩きます。
道は事前に地図で確認していたものの、
歩いているうちに合っているのか自信がなくなってく……


そんな時、こんな素敵な道しるべが!

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これがあちこちの曲がり角に立ってくれていたおかげで、
無事に石田寺までたどりつけました。


余談になるけど、道しるべの頭に書かれていた「誠」の文字に携帯のカメラを向けたら、
「QRコードを読み取ります」とか出て、なんでやねんっ!と(笑)
私の携帯、時々四角いものを撮ろうとするとそんなことを言い出します。
本当に読み取れたら面白いけどなあ。
知られざる土方さんの秘密とか出てきたりとか(笑)




10時半頃到着した時にはすでに、境内には多くの人が。
そのうち、焼香のための列ができ始めたので、並んで法要の開始を待ちました。




樹齢400年とも600年とも言われているカヤの木の下には、
土方歳三義豊之碑が建っています。


11時、ご住職さまの読経が始まり、
同時に3人ずつ順番に焼香をしていきました。


「昨日、ご実家に寄らせていただきました」と(心の中で)お礼を言って、
「どうぞ安らかに」と手を合わせてきました。
新選組や土方さんに興味を持ちはじめてからというもの、
心に張りが出たというか、エネルギーをたくさんもらえているので、
それに対しても「ありがとう」と伝えたかった。
勝手ですがこれからも、貴方の軌跡を追わせて下さい。


さて、「歳三忌」は墓前法要だけでなく、
新選組に関する講演会もセットになっていて、
法要のあと、皆さんそちらに移動していかれたのですが、
私は予定の都合で焼香だけで失礼させていただきました。
伊東成郎さんのお話聞きたかったなぁ……。
(最近、伊東さんの本を読んだばかりなので特に)




石田寺からの帰り道、こちらに立ち寄りました。
「とうかん森」




石田寺と土方歳三資料館のちょうど間くらいの位置にある、住宅地の中の小さな森。
お稲荷様の祠のそばに、大きな木がそびえ立っています。


説明には「地元の土方一族が祀ってきたもの」と書かれていますが、
生家の方によると、歳三さんの土方家はここに含まれていないそうです。
このあたりは土方姓のお宅がとっても多いんですよね。
でも、当時土方(歳三)さんの家は、今の資料館の場所ではなくて、
この森のすぐ近くにあったそうなので、
きっとこの森で遊んだりもしただろう、ということで。




住宅地の中で、ここだけぽっかり、昔の面影が残る空間。
以前はもっと木があったらしいのですが、
周りの民家の安全性を考え、一部伐採されたそうです。




森には大きな切り株が残されていました。




土方さんが実際に見ていたのと同じものを、時代をこえて見ている。
不思議な感覚だけど、嬉しい気持ちになりますね。
土方さんが生きていた頃の面影を残す場所、いつまでもそのままであって欲しいです。



×××




万願寺駅へ向かう前に、ちょっと遠回りをして土方さんちの前を通過(笑)
土方さーん、また来ちゃった(´▽`)ノ