イギリス ウィンザー城へ…
今日行く予定だった
蚤の市が今月だけ来週開催だという事を知り、今日は予定を変更して。
ロンドンの西。1時間、
ウィンザー城を訪れてみた。
駅を降りてすぐ、
イギリスの田舎らしいこじんまりした建物に安心感を覚える。
陽だまりに、花々が喜んでいる様でこちらまで微笑んでしまった。
ちらり見える城壁。
これは、最高の場所に来てしまったのでは…
胸を踊らせながら 早速ウィンザー城に。
ウィンザー城の中には、
セントジェームス大聖堂と、ウィンザー城がある。
最初は大聖堂へ。
撮影禁止の為、中の写真が撮れず、Webから。
見事なゴシック様式の教会。
この、ヨーロッパの古い教会に訪れた時の
神聖な空気は何にも例えられないものがある…
しん…とした空気に、無数のステンドグラスと、ゴシック様式のアーチ。
陽の光がステンドグラス越しに美しい色彩を放ち教会の床を照らす。
数百年の月日の中で
この場で何人の人が祈りを捧げたのだろう。
ステンドグラス繊細な施し、陽の光を透過した時の完璧な色彩、気の遠くなる作業を超えて完成したであろう柱や天井の装飾。私には概ね検討もつかない。
想いが、こもりすぎて居て、自分がここにいていいものか…
悩ましくなってしまう。
ただ、ひたすらエネルギーを頂いた気がする。
来てよかった~
と思い、坂道を上がる。
目の前に広がる景色が美しい。頬をつたる風。当時と変わらなく季節は巡っている。
今度はお城へ。
ここで沢山のドラマが繰り広げられたのだろう。
豪華絢爛な内装は、ヴェルサイユ宮殿を思い出させる。
こちらも、撮影禁止なのでWebから。
同じ時代にその豪華さを競っただけあり本当に引けを取らない内装。
当時誰も覗くことのできなかった英国の王室を一部屋一部屋覗けるなんて。現代に生まれたから出来ることだ。
各部屋の中には、Rubens やVan dick、Bruegel などの名画がずらり。美術館に訪れたかの様。
また、天井画 はAnttonio verrio…こちらもしばらく見惚れてた。
どの部屋もどこを見ても同じ抜かりなく豪華で繊細で美しい。本当に争いの世だったのだろうかと思わせる。
ただ。それも権力の証ということなのだろう。と。
確かにこんな素晴らしく豪華で優美で繊細で、命を掛けて作られたであろう物を見て圧倒されない者はいないな…
後世数百年と継がれる事となる偉業をこなした彼ら…
お城を出て。
余韻に浸りながら…色々想像していたら、
急にお腹すいてきたので
お城の前のパブでフィッシュ&チップス食べてぼーっとしてた。
最高の休日でした
ほんと
楽しかった~