パート終わり
夜7時半、もう暗い
お店を出て自転車置き場へ行く
細い路地を挟んだ
向かいのお店裏の暗がりに
メガネをかけた男の子が立っている
小学校低学年くらいかな
薄着だ
そして、
裸足だ
そして、いまにも泣きそうだ
とりあえず声かける
「お!裸足だな」
「うん」
「どうした?」
「お母さんに怒られた」
「それで裸足で飛び出した?」
「う・・ん泣」
「かっけー笑」
「泣 泣 泣」
「一緒に帰るか?」
「やだ泣」
と、走り出す
が、足が痛いからか遅い
「ちょ、ちょ、とりあえず止まって」
とまる
と、その時、お母さんらしき人
近づいてくる
逃げる
「すみませんでした、ありがとうございました」
と、お母さん、走りながら。
いえいえ
と、私、帰路へ
熱い親子
なんか元気もらったわ
ということで
コレでも見て楽しんでいただけたら
嬉しいです
最後までお付き合いしていただいて
ありがとうございました
今日ねこ