静岡鉄道狐ヶ崎駅を午前8時30分頃にスタートした僕は、イオンリテール株式会社が運営する「イオン清水ショッピングセンター」の前を通り、鎌倉時代に中国から静岡にお茶を伝え、「静岡茶の祖」と言われている聖一国師のお堂が祀られていた「聖一国師堂」へと向かったかつては、静岡鉄道が運営していた「狐ヶ崎遊園地」の中にあり、国師像の配置を考えたのは、東急電鉄の創業者と言われていて、それが静岡鉄道の初代会長を勤めた五島慶太氏と、当時の静岡鉄道社長であった川井健太郎氏とのことだったそんな話を静岡鉄道の社員さんから聞いたところで、ここから「南幹線」を一気に西へ向かって行くと、杉山彦三郎によって品種改良された茶樹が竹藪の北側にあったことから、「やぶきた」という品種名がつけられ、静岡県の天然記念物に指定されている「やぶきた原樹」に差し掛かったさらにここから「プロムナード」を抜けて行くと、豊かな自然に囲まれた美術館で、伊藤若冲や狩野探幽、モネ、ゴーギャンなど、世界に名を残す画家の多彩な作品が収蔵されている「静岡県立美術館」に辿り着いた今回は『地獄の門』や『考える人』など、ロダンの彫刻作品を常設展示している「ロダン館」のみを見学していった