チャンヒビンとトンイの子どもたちのその後のドラマと史実

逆謀 ~反乱の時代~

人気上昇中の若手男優チョン・ヘイン初主演映画!18世紀の朝鮮を舞台に、歴史に記録されていない一夜の戦いを最も壮大なスケールで描く歴史アクションエンターテイメント!!出演者:チョン・ヘイン、キム・ジフン、チョ・ジェユンほか/監督・脚本:キム・ホンソン
2017年 韓国


「テバク」(原題)史実とフィクションで描いた時代背景は?李麟佐の乱(戊申政変)って?予告動画

©SBS
韓国時代劇「テバク」(原題)は、夭逝した王子が生きていたというフィクションと、英祖即位5年後に実際に起きた朝鮮歴史上最大の反乱、「李麟佐の乱(戊申政変)」をモチーフに、2人の男の運命と朝鮮を揺るがす世紀のゲームを描く!ドラマスタートの前に、時代背景について予習しておこう!ドラマの予告や特報動画は、KNTVスペシャルサイトで公開されている。
【「テバク」を2倍楽しむ】 では、ドラマのあらすじと見どころ、キャストの魅力やインタビュー、豆知識などをまとめて紹介しているので視聴の参考にどうぞ。

 


禧嬪張氏の子・昀=イン(輝瑞=フィソ、後の景宗)1688年生
●淑嬪崔氏の子・昑=クム(延礽君=ヨニングン、後の英祖)1694年生

○䄙嬪朴氏の子・昍=ケン(延齢君=ヨンリョングン)1699年生
粛宗には他にも張氏の第2子と、崔氏には他に第1子と第3子が誕生したが、いずれも夭逝している。

粛宗の正室・仁顕(イニョン)王后を中心とする西人派と、禧嬪張氏を中心とする南人派の2大勢力が対立していたが、西人派は仁顕王后に子供が産まれなかったので、淑嬪崔氏の子(延礽君)を世子にしようとしていた。

景宗と英祖
党争の結果、1720年に輝瑞が第20代王・景宗となった。
だが、生母の死を目撃し、生母によって生殖能力を失っていたので、老論派は延礽君を世弟に推し、世弟の代理聴政を主張。
だが、当の本人である延礽君はこれを頑なに拒絶した。

生母が賤民だということで少論派も延礽君の世弟に大反対したが、老論派の大勢に押し切られ、景宗は世弟代理聴政を認めたり、取り消したりを繰り返した。
これに反発した少論派が老論派を大量に粛清し、一時は延礽君の命も危うかったが、他に王統を継ぐ王子がいなかったことで延礽君は何とか生き延びた。

そして、わずか4年の在位で景宗が病死すると、1724年延礽君が第21代王・英祖となった。
即位後、英祖には、老論と結託して朝鮮人参や、カニと柿などの食べ合わせの悪いもので景宗を死なせたという噂がついて回った。

このあたりの英祖の苦しみを描いたドラマに「秘密の扉」 がある

戊申政変(李麟佐の乱) イインジャの反乱
英祖が即位して5年、少論派の一部と南人派の急進勢力が「景宗のための報復」を名分に、英祖の正統性に対して疑問を提起して政権交代を企てた。これが李麟佐(イ・インジャ)の乱。李麟佐が反乱軍を起こしたとき、鄭希亮(チョン・ヒリャン)や朴弼夢(パク・ピルモン)らがこれに呼応して挙兵。だが、李麟佐が生け捕りにされ、大打撃を受けた反乱軍は官軍に敗れた