ネバーエンディング・ファンタジー日記

セルゲイ 「 ・・・ いいだろう。もとは我らも同志。
   互いに確かめ合うのも悪くない。

   痛みの意味を知り、その先にある至福を求めよう。
   楽しもうじゃないか 」


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「 セルゲイモンスター 」

セルゲイが自らに注入しているウィルスを活性化してモンスター化した状態。

両腕を縛る触手が融合し、一本の太い触手となっている。
触手の先は凶悪なツメへと変化し、これを自在に操ることによって移動、
攻撃をしてくる。


「 変形に関する特異性  ウェスカーの手記 」

セルゲイの進化が、私に一つの仮説をもたらした。

ウィルスによる感染者の進化の過程は、
偶然によって定められると私は信じきっていた。
だがヤツの変貌を見たとき、マーカスの怪物化を知ったときにも感じた
あるロジックが湧き上がってきたのだ。

進化には感染者の意思が強く影響を与えるのではないか。

あのセルゲイの姿、
あれは内なるイバラに戒められ、引き裂かれる苦しみの姿だった。
ヤツの奥底に横たわる思念の形にほかならない。

根拠など何もない。
勘がそう伝えるだけだ。

ウィルス進化の方向性を、自らの信念が決める…

それが真なら、この私はどう変貌するのか。