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七ノ蝕 無苦
小さな鍵を手に入れたので、
もう一度、『隠された部屋』 へ行きます。
流歌の部屋を出ると
浮遊霊 「絵を見に行く男」
流歌の部屋を出たら、すぐに右を向いていれば、
撮影できます。
エレベーターで二階に下りて、亞夜子の部屋から、
隠された部屋に到着して、木箱を調べると・・・
長四郎 「 この鍵穴の形状・・・ひょっとして・・・ 」
小さな鍵を使って、
「黒い手帳 五」
『 ここが一番安全だということは、わかっている。
本土に戻れば、俺は犯罪者だ。
あの刑事も、この島をかぎまわっている。
あんな男に、捕まることは無いだろうが、
あの刑事とのギリギリの鬼ごっこも、
今となっては、面白い遊びだったな。
なにより、敵は裏切らない。
駆け引きはあっても、敵は常に敵だ。
あいつは、いつも純粋に、俺を捕まえようとしている。
純粋な敵がいる。
そのことが、うれしくさえある。
思えば、俺に真剣にぶつかってきたのは、
あいつだけだったかもしれないな。
・・・ともあれ、準備は整った。
帰来迎が終われば、姉さんは、混沌から救われる。
今・・・ ふと思い出すのは、
姉さんが幼いころ、口ずさんでいたあの曲だ。
姉さんも、あの曲を忘れてしまったのだろうか。
帰来迎が終われば、また口ずさむのを見られるかもしれない・・・
姉さん、待っててくれ。
もうすぐだ。
儀式が終わったら、俺とこの島を出よう。
失った時間は、ゆっくり取り戻せばいい。
あの曲が流れる、静かな場所で、三人で暮らそう。』
灰原耀の黒い手帳に書かれた手記です。
姉さんに対する愛情が綴られていますが・・・
「三人で暮らそう」 というのは、
耀と姉さんと亞夜子の三人のことなのでしょうか
長四郎に追われていたことも、うれしいと書いてあるし・・・
『純粋な敵』 という表現がおもしろいですね。
そして、
「封印されたフィルム」
箱の中に、フィルムが入っていました。
このフィルムは、一階食堂の映写機で観ることができます。
to be continued ・・・