零 ~月蝕の仮面~
¥4,530
Amazon.co.jp


七ノ蝕  無苦


小さな鍵カギを手に入れたので、

もう一度、『隠された部屋』 へ行きます。


流歌の部屋を出ると!?

浮遊霊オバケ 「絵を見に行く男」


zero 446


流歌の部屋を出たら、すぐに右を向いていれば、

撮影カメラできます。


エレベーターで二階に下りて、亞夜子の部屋から、

隠された部屋に到着して、木箱を調べると・・・


zero 443


長四郎 「 この鍵穴の形状・・・ひょっとして・・・ 」


小さな鍵を使って、


zero 445

箱の鍵を開けました。

「黒い手帳 五」


zero 447

箱の中に、手帳が入っていました。


 ここが一番安全だということは、わかっている。

本土に戻れば、俺は犯罪者だ。


あの刑事も、この島をかぎまわっている。

あんな男に、捕まることは無いだろうが、

あの刑事とのギリギリの鬼ごっこも、

今となっては、面白い遊びだったな。


なにより、敵は裏切らない。

駆け引きはあっても、敵は常に敵だ。

あいつは、いつも純粋に、俺を捕まえようとしている。


純粋な敵がいる。

そのことが、うれしくさえある。

思えば、俺に真剣にぶつかってきたのは、

あいつだけだったかもしれないな。


・・・ともあれ、準備は整った。


帰来迎が終われば、姉さんは、混沌から救われる。


今・・・ ふと思い出すのは、

姉さんが幼いころ、口ずさんでいたあの曲音譜だ。


姉さんも、あの曲を忘れてしまったのだろうか。

帰来迎が終われば、また口ずさむのを見られるかもしれない・・・


姉さん、待っててくれ。

もうすぐだ。


儀式が終わったら、俺とこの島を出よう。

失った時間は、ゆっくり取り戻せばいい。

あの曲音譜が流れる、静かな場所で、三人で暮らそう。


灰原耀の黒い手帳に書かれた手記です。

姉さんに対する愛情が綴られていますが・・・

「三人で暮らそう」 というのは、

耀と姉さんと亞夜子の三人のことなのでしょうかはてなマーク


長四郎に追われていたことも、うれしいと書いてあるし・・・

『純粋な敵』 という表現がおもしろいですね。


そして、

「封印されたフィルム」

 
zero 448


箱の中に、フィルムが入っていました。

このフィルムは、一階食堂の映写機映画で観ることができます。


      to be continued ・・・