- ヴァルキリープロファイル -咎を背負う者-
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CHAPTER 2 数奇な再会
ワールドマップ分岐点、
『オルーウェン要塞』 『レーテ街道』 『カミール村』
の3つのシンボルの中から、『オルーウェン要塞』を選んで、
そちらへ向かいました。
アルトリア国の王家では、先王の崩御による王位継承問題が、
貴族の間で、政争の原因になっているようです。
そのため、アルトリア内政は、混乱を極めています。
ロイエンバルグ 「・・・・・・。」
マーレイ執事 「 閣下・・・。」
ロイエンバルグ 「 ・・・ どうした 」
マーレイ執事 「 噂は本当でございました。」
ロイエンバルグ 「 ・・・そうか。」
マーレイ執事 「 兄王子ラングレイ様におかれましては、
弟王子クリストフ様の王位継承に
正式に異議を唱えられておいでです。
もっとも周囲が炊き付けているとの噂も、
根強いのでございますが・・・。」
ロイエンバルグ 「 おちおち病に伏せることもできぬ。
やはり私は王都を離れるべきでなかったのか・・・。」
マーレイ執事 「 ご無理をなされては、お体に障ります。」
ロイエンバルグ 「 そうも言ってはおれまい。
これでは、先王陛下に申し訳が立たぬ・・・。」
今こそアルトリア国に、最後のご奉仕をする時・・・。」
オルーウェン要塞に向かったウィルフレドは、
そこで、思わぬ再会をすることになるのです。
ウィルフレド 「 ・・・・・・。」
エーリス ( 見たところ、あまりパッとしない兵ばかりですね、
ウィルフレド様。)
ウィルフレド 「 敵が農民反乱軍では、
大した給金が期待できないからだろう。
それよりエーリス、あまり話しかけないでくれ。」
エーリス ( 心配なさらなくても、今の私は、
他の方々には見えていないのですよ )
ウィルフレド 「 俺が始終、独り言を言っているように見えても
怪しいだろ・・・。」
ヒューゴー 「 お前・・・、ウィルフレドか 」
ウィルフレド 「 ヒューゴー ・・・・、傭兵士長・・・ 」
ヒューゴー 「 やはりそうか。 久しぶりだな。」
ウィルフレド 「 俺のこと、覚えていたんですか。」
ヒューゴー 「 お前くらいの歳のヤツは、どうしても気になってな。
・・・アンセルのことも覚えている。
彼の死をきっかけに、
お前は傭兵稼業から足を洗ったと思っていたが・・・。
まさかここで会ってしまうとは、残念だ・・・。」
ウィルフレド 「 ・・・貴方にそんなことを言われる筋合いはない。」
ヒューゴー 「 ああ、そうかもしれない。
だがかつて、アンセルの命を預かった傭兵士長として、
私は彼の死を無駄にしたくないのだよ。」
ウィルフレド 「 ・・・・・・。」
ヒューゴー 「 お前が生きてこそ、彼の死が意味を持つ。」
ウィルフレド 「 ・・・意味なんて。 死は死でしかない。」
ヒューゴー 「 寂しいことを言うのだな・・・。
あの時の涙は偽りだったのか。」
ウィルフレド 「 ・・・俺はアンセルの死に、
意味を持たせるために生きているんじゃない。
俺自身のために生きている。
・・・そして戦っている。」
ヒューゴー 「 ・・・お前、目つきが変わったな。
まるで・・・。
・・・・・・。 いや、なんでもない。間もなく出発だ。
どれくらい腕が上がったのか、見せてくれ。」
ウィルフレド 「 ・・・・・・。」
エーリス ( そこまで言われるあの方こそ、
何のために戦っておいでなのでしょうね )
ウィルフレド 「 俺に分かるわけがない。 ・・・分かりたくもない。」
オルーウェン要塞の酒場へ行って、噂話を聞きます。
ここでは、いろいろな情報が入手できます。
エーリス 「 ウィルフレド様、新しい噂話があるようですよ。」
噂話の中から、マークが付いている情報を聞きます。
これは、エキストラバトルの情報になります。
『常夜の森の怪』
常夜の森で戦場の亡霊を見たと噂になっている。
近隣の住民を襲っているとか。
闇夜に住み着く亡霊という話や、
最近盗賊に襲われた旅人の霊などといわれており、
正体は不明である。
エーリス 「 亡霊・・・ゴーストでしょうか。
他のモンスターが関与している可能性もあります。
どうぞお気をつけ下さい。
・・・ウィルフレド様。
噂話の方へ向かわれるのでしたら、ご注意を。
腕試しをする分には良いと思いますが、
話で聞いた限りでは、良質なカルマが集まるとは思えません。
そのような場所では、女神の羽をお使いになれないと思います。
お気をつけください。」
ワールドマップに、『カミール丘陵』 『常夜の森』 の
シンボルが出現しました。
to be continued ・・・