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第8章 絶望そして希望
ティアマト 「 おはよう、アイク。
調子はどう うまくやれそう 」
アイク 「 ティアマト。もういいのか 」
ティアマト 「 ええ、もうしっかり元気。
さぁ、ばりばり働くわよ
まずは、新団員の募集を・・・
いえ、ガリア王との謁見が先ね。
ガリア王宮からの連絡はあった 」
アイク 「 いや、まだだ。
食料を届けてくれたラグズの話では、
近いうちに、連絡をくれる手はずなんだが・・・」
セネリオ 「 ・・・アイク、大変です
窓の外を見てください 」
窓の外を見ると・・・
城の周辺をデイン兵が包囲していました
アイク 「 あれは・・・」
キルロイ 「 げ、幻影でなければ・・・
デイン王国軍一個小隊かな・・・
こんな時に、来なくても・・・ 」
ボーレ 「 おい、おい
ここはガリア王国領内だぜ
こんなところまで追ってくるなんて、
正気かよ、あいつら 」
オスカー 「 ここまで入り込んでくるからには、
決死隊ということだろうな。 」
アイク 「 ・・・・・・ 」
セネリオ 「 ・・・だめです 完全に囲まれました。
・・・逃げ出すことは不可能です 」
ティアマト 「 この戦力であの人数とやりあうなんて・・・
最初から負けが見えているわ。 」
アイク 「 それでも・・・やるしかない。
全員、戦闘準備を 」
ティアマト 「 ・・・了解 」
セネリオ 「 すぐに対策案を用意します。 」
ミスト 「 お、お兄ちゃん 」
アイク 「 ミスト
おまえは、ヨファと一緒に奥に隠れてろ 」
ミスト 「 でも、お兄ちゃん・・・っ 」
アイク 「 早くするんだ
・・・大丈夫だから。な 」
ミスト 「 う、うん・・・気をつけてね・・・
・・・・・・
・・・あ・・・
また・・・
メダリオンが光ってる・・・」
ミストの両手の上で、メダリオン が光っています
ミスト 「 お母さん・・・お父さん・・・
もし、わたしの声が聞こえるなら、
お兄ちゃんたちを守って・・・
お願い。お願いだから・・・ 」
雨 が降っている中、デイン兵が包囲する城外に、
アイクたちは、出て行きました
もう、やるしかないですね