ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡
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第7章   漆黒の魔手




main01


グレイル 「 ・・・まったく・・・

   しょうがない奴だな・・・


   ・・・もっとも・・・そんな風に・・・

   育てたのは・・・

   ・・・この・・・お・・・れ・・・」



main01


アイク 「 ・・・おやじ・・・はてなマーク


   おやじ!? しっかりしろビックリマーク


   ここじゃ何もできない・・・

   し・・・城に・・・戻らないと・・・ビックリマーク 」



アイクは、グレイルを担いで、城へ戻ることにしました。


アイク 「 ・・・っ ・・・ ・・・ ・・・


   おやじ!? 気がついたかはてなマーク 」



グレイル 「 アイ・・・ク・・・

   お前に・・・言っておく・・・ことが・・・ある。」


アイク 「 ・・・後で聞く。今は、城に戻る方が先だ。」


グレイル 「 ・・・仇を討とう・・・などと思うな・・・

   あの・・・騎士のことは・・・忘れろ・・・」


アイク 「 な・・・んだってはてなマーク 」


グレイル 「 ガリア王・・・を・・・

   ・・・頼り・・・ここで、

   ・・・平和に・・・暮らせ・・・」


アイク 「 おやじビックリマーク しゃべるな!!


   体力が奪われる!! 頼むから・・・ビックリマークビックリマークビックリマーク 」


グレイル 「 ・・・後の・・・ことは・・・

   すべて・・・おまえに・・・まかせたぞ・・・


   ・・・みんなを・・・



main01


   ミストを・・・」


アイク 「 待て・・・だめだ、そんなこと言うなビックリマーク


   もうすぐ、明かりひらめき電球 が見える・・・


   あと少しっ・・・ビックリマーク あと少しで・・・!! 」




星空        星空        星空        星空        星空






幼いアイクを特訓している、グレイルの回想シーンの後・・・


グレイルの墓標の前で、ミストが泣いていますしょぼん


それを見守るアイク・・・


アイク 「 ・・・親父・・・

   これは・・・夢じゃないんだな・・・

   現実・・・なんだ・・・な・・・


   ・・・日が暮れて・・・冷えてきた・・・

   中に戻るぞ、ミスト。


   俺は、側にいたのに親父を守れなかった。

   すまん・・・」


ミスト 「 ・・・ひ・・・っく・・・

   ・・・お父さん・・・いなくなって・・・ひっく・・・

   ・・・わ・・・わたし・・・もう・・

   ・・・どうしていいか・・・

   わかん・・・ない・・・」


アイク 「 俺がいる。

   俺が団長を継ぐ。親父の代わりに・・・

   お前も、傭兵団のみんなも守ってみせる。」


ミスト 「 お兄・・・ちゃん・・・

   ・・・いやだからね・・・

   お兄ちゃんまで・・・何にも言わず・・・

   いなくなっちゃったりしたら・・・

   いやだからね・・・」


アイク 「 ああ、約束だ・・・」



こうして、アイクは、グレイルの後を継いで、

グレイル傭兵団の団長になる決心をしたのです。


この後、アイクが父を越える勇将に、

成長できるかどうかは、

プレイヤー次第ということになるでしょうか・・・はてなマーク