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第7章 漆黒の魔手
アイク 「 わかった。
それで、問題ないよな、親父 」
ゲレイル 「 ・・・・・ 」
アイク 「 親父 」
グレイル 「 ・・・ 何だ 」
アイク 「 どうしたんだ ぼぅっとして・・・らしくないな。」
グレイル 「 ちょっとした考え事だ。
それより、どうなったって 」
アイク 「 エリンシア姫だけ、
先に王宮に向かうことになった。
俺たちは、ガリア領内の古城を借りて、待機だ。
場所は、どっちの方だ、ライ 」
ライ 「 部下に案内させよう。 おい、誰か・・・」
グレイル 「 無用だ。
ここから遠くないなら、国境の河を越えて西の・・・
ゲバル城だろう
場所は、わかる。
あんたたちは、一刻も早く、王女をカイネギス殿に、
対面させてやってくれ。」
ライ 「 ・・・ずいぶん、気の利くお客さんだ。
じゃあ、失礼しよう。
迷惑でなければ、後で、
食料なんかを届けるように、手配しておくけど 」
グレイル 「 そうしてもらえるなら、助かる。」
ライ 「 では、まいりましょうか、エリンシア姫。」
エリンシア 「 それでは、皆さん、また後ほど・・・
すぐにお会いできますね 」
グレイル 「 ああ・・・」
アイク 「 気をつけてな。」
こうして、アイクたちは、エリンシアと別れて、
ゲバル城へ向かいました。
ゲバル城
その夜、グレイルは1人、
夜中 に城を抜け出したのです・・・