ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡
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第7章   漆黒の魔手



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ミスト 「 お父さんビックリマーク お兄ちゃん!! 」



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アイク 「 ミストビックリマーク 」




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エリンシア 「 グレイル様、アイク様・・・

   ご無事でよかった。」


アイク 「 エリンシア姫・・・

   どうして戻ってきたんだはてなマーク 」



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ライ 「 王女は、あんたたち傭兵団の救助を、

   ガリア軍に要請してきた。


   だから、オレたちが来たってわけだ。」



アイク 「 お前は、ガリアの・・・半獣か・・・はてなマーク 」


ライ 「 ”半獣” はてなマーク


   ハッビックリマーク 思い上がった呼び名だよなはてなマーク


   お前たちから見れば、オレたち【ラグズ】は、

   半端者の”半獣”だってのかいはてなマーク 」



アイク 「 ・・・他に呼び名を知らなかった。

   気にさわったのなら、すまん。


   あんたたちのことは、ラグズ・・・

   そう呼べば、いいのかはてなマーク 」


ライ 「 へえはてなマーク スジは、通すってのかはてなマーク

   気に入ったよ。


   で、お前さんは・・・ええっとはてなマーク 」


アイク 「 アイクだ。 グレイル傭兵団のアイク。」



ライ 「 オレは、ガリアの戦士 ライ。


   突然、ガリア領内に駆け込んでくる奴らがいるから、

   何かと思えば・・・


   クリミアの王女だっていうじゃないか。

   驚いたよ。


   2日前に、クリミア王宮で、

   デインが出した勝利宣言で、

   王族は、全て殺害されたと思ってたからな。」


アイク 「 勝利宣言・・・はてなマーク

   じゃあ、クリミアはもう・・・はてなマーク 」



エリンシア 「 ・・・私も、先ほど、ライ様から伺いました・・・


   私が・・・逃げ出した直後に・・・

   レニングおじ様は・・・もう・・・


   私は・・・本当に・・・たった・・・1人に・・・」


アイク 「 エリンシア姫・・・」



ライ 「 それがあったからこそ、我が王は、念のため、

   国境の警備を強化されていた。


   オレの部隊が、救援に来れたのは、

   偶然じゃないってわけさ。」


アイク 「 ・・・そうか・・」



ライ 「 とりあえず、エリンシア姫を王の元へご案内する。


   アイク、あんたたちについては、

   上の指示を仰いでみるから、

   ガリア領にある古城で、待機しててくれ。


   悪いが、こんなに大勢の他国者を、

   いきなり王宮に、連れて行くわけにはいかなくてね。」