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第7章 漆黒の魔手
ライ 「 デイン兵に告ぐ
ただちにこの場から去れ
さもなくば、我々ガリア軍が相手となるぞ 」
プラハ 「 ・・・そう言われて、『はい』と返事ができるもんか
どのみち、陛下の元に戻れば、処刑されるんだ。
ここで戦って、死ぬ方がまし・・・
ま、待ちなっ お前たちっ
うろたえるなっ
敵に背中を向けた奴は、
この場で、あたしが、黒こげ にするよ 」
デイン兵 「 ひっ 」
デイン兵たちは、逃げ始め、
4部隊のうち、3部隊がいなくなってしまいました・・・
プラハ 「 ・・・くっ
どいつもこいつも、腰抜けばかりだ。」
しかし、逃げたはずのデイン兵たちが、
怯えて、戻ってきました・・・
デイン兵 「 け、け、獣・・・っ 」
すると、そこへ・・・
漆黒の騎士 「 退け プラハ将軍 」
プラハ 「 漆黒の・・・ 」
漆黒の騎士 「 王には、私がとりなしてやろう。
ここは、兵を退くがいい。 」
プラハ 「 ・・・ちっ 全軍退却っ 」
プラハ率いる、デイン軍は、すべて、引き揚げていきました。
漆黒 「 ・・・・・ 」
グレイル 「 ・・・・・ 」
アイク 「 親父を・・・見ているようだな 」
グレイル 「 ・・・ああ・・」
ライ 「 おいっ
1人で、やるつもりか デイン兵 」
漆黒 「 ・・・・・ 」
漆黒の騎士は、無言のまま、退却していきましたが・・・
グレイル 「 ・・・・・ 」
アイク 「 親父・・・ 」
ずっと無言のまま、グレイルを見つめていた、漆黒の騎士・・・
いったい、2人の間に、何があるのでしょうか・・・