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第7章 漆黒の魔手
アイク 「 ・・・親父を捜さないと・・・
どこだ・・・ 」
皆が駆けつけて行くと、
グレイルとプラハは戦っていて、
先に到着した、ティアマトが、それを見守っていました。
アイク 「 ティアマト 親父は・・・ 」
ティアマト 「 大丈夫。・・・グレイル団長が優勢よ。」
プラハ 「 何なんだい、お前は
一介の傭兵ふぜいが、
どうしてここまで戦える・・・ 」
グレイル 「 どうした、もう終わりか 」
プラハ 「 負ける・・・
このあたしが・・・ そんなバカな・・・」
デイン兵 「 いたぞっ こっちだ 」
アイク 「 まずい、敵の増援だ
親父 退こう すごい数だ・・・ 」
グレイル 「 ・・・仕方あるまい。」
しかし、すでに、四方八方から出現した
デインの増援部隊に、
取り囲まれてしまいました・・・
プラハ 「 く く く く く・・・形勢逆転だねぇ。
・・・全軍、突撃 あいつらを殺せっ 」
グレイル 「 ・・・万事休す、か。」
アイク 「 親父 」
グレイル 「 ・・・生き残るぞ、アイク。
何が何でも、こんな所で、くたばるわけにはいかん。
覚悟はいいな 」
アイク 「・・・ああ 」
プラハ 「 もう逃げ場はないよ。
お前たちを見放した神を呪うがいいさ 」
すると、突然、動物の低く唸る声 が聞こえました。
アイク 「 何だ 」
今度は、さっきより、激しい唸り声 が響きます。
デイン兵 「 け、獣だっ・・・ ガリアの獣兵だっ 」
デイン兵 「 に、逃げろ 食い殺されるっ 」
ライ 「 デイン兵に告ぐ
ただちにこの場から去れ
さもなくば、我々ガリア軍が相手となるぞ 」
そこへ登場したのは、
カイネギス 獅子王が治める、ガリア王国の
ガリア軍を率いる、獣牙族勇士、ライ です