円盤を待っている-ゲンスブール・パーカッション

年末年始に東京への出張があったんで、前乗りしたり寄り道したりで東京のレコード屋を何軒か廻ってきました。

東京の人は「レコード屋は減ってきた」なんて言うけど、地方の人間からすれば全然そんなことないですよね。自分の街のレコード屋を知らないだけかもしれんけど、東京には良心的なお店が多いように思う。値段、数、種類、ポップのわかりやすさとか。

えらそうなこと言いつつレコード掘り出したてなんで、これから聴いていこうと思ってるところでして、ゲンスブールもこれが初めて。

初めて聴いたのは、OGRE YOU ASSHOLEがレコードを紹介するネットの番組で、ギターの馬渕氏がかけてくれたとき。



バックのシンプルでメロウなサウンドとこのつぶやき声にやられてしまったわけで。

思いがけないところでフレンチポップと繋がってしまい、これを気に少しずつフレンチポップを掘り下げていこうと思います。

たまたまデシネでフランス・ギャルを取り上げてたんでyoutubeで探して聴いてたこの動画、あきらかに意図的なものですよね…。曲やPVもゲンスブールが手がけてたんでしょうか。さすが…。



買ったレコードについて触れてなかったんで、最後にその中から一曲。

タイトル通り、パーカッションがかなり前に出たアレンジになっていて聴いてて面白い一枚。

お久しぶりです。

社会人になり、学生時代に比べて、時間はないもののお金はできたため、積極的に新しい音楽を取り入れていこうと思ってて。

色々買うのはいいものの、イマイチ吸収仕切れてない感じがあって。

てわけで、備忘録として入手した音源をここに書き留めていこうと思います。

前もやろうとして全然続かんかったんで、いつまで続くかが問題ですが、マイペースに更新していこうかと。

早速、今日入手した一枚。

円盤を待っている-betabow


Günther Bernhart、Sophie Kim、Les Bernard からなるオーストリアのトリオBeta Bow。ビーチボーイズがルーツという爽やかなハーモニーと甘酸っぱいメロディー、そこに乗っかるシンセのサウンドが印象的な一枚。JETSETのレビューを見てると、自主制作のためまともに流通されなかったそうで。

上の画像は12インチのジャケですが、レトロな外車の前に冴えない男っていう組み合わせのアンバランスさがなんともいえないですよねー。自分はかなり気に入りました。

他に音源は出てないし、YOUTUBE探してもオリジナルの音源は出てこないし、myspaceも見当たらない。こんなにいい曲出して、次がないなんて勿体無いな…。

自分はまったく知らないんですが、FUJI ROCKで来日したTHE BLOODY BEETROOTSってグループがカバーしてる方は出てきました。こっちの方がよっぽど有名なんでしょうか。

このEPは神戸のディスク・デシネっていうお店で見つけたんですが、やっぱお店に行ったほうがこういう偶然の出会いがあるから面白いですよね。聴く音楽が凝り固まらないし。



やっぱりオリジナルの方が好きやなー。このEPに収録されてるHOUSEなREMIXも最高!