私の息子4歳は私の母(ばぁば)のことが大好きで、ばぁばと息子の絆はとても強かった。
ばぁばが大好きな息子は保育園の帰りにいつも
「ばぁばに会いに行きたい‼︎」と、
駄々をこねていた。
母が体調のいい時は少し会いに行って、
ばぁばの背中をさすりながら
「ばぁばに元気、あげるぅ~‼︎」と
言ってくれていた。
しかし、少しずつ変わっていく母の姿に息子がどんな反応をするのかが怖くて、ここしばらくはなかなか会わしてあげることができなかった。
ただ、入院し、血圧も少しずつ下がり出している今、息子をこのまま会わさずにいてもいいのか、常に迷っていた。
そんな時、旦那が息子がどんな反応をするかもわからんけど、私が会わせたいと思うのなら、会わせてあげたら。と言ってくれたので、
息子に
「ばぁばに会いに行こうか?」と言うと、
息子は
「うん‼︎」と嬉しそうに、何か持ってきた。
持ってきたものを見た時、私も旦那も息子の優しさに涙があふれた。
いつも母が息子に会う前にお菓子を入れておいてくれていたミッキーの袋だった。
「これをばぁばに渡すんだ‼︎」
そうだね‼︎この袋は母と息子の宝物だもんね❤︎
入院先に会いに行った時はうとうと寝ていた母だったが、娘の泣き声に目を開けた母に
息子は
「これ、はいどうぞ‼︎
ばぁば、今までありがとう」
それを聞いた母は
「大丈夫よ。」と答えた。
母と息子の最後の会話になるかもしれないと思うと、たまらない気持ちになった。
でも、思っていたより、息子はしっかり母と向き合えていたし、会わせてよかったと思えた夜でした。
