梅酒と梅シロップを毎年漬けていますが、我が家の薬箱の中で一番活躍するのが「梅肉エキス」です。
実際作るのは、青梅が店頭に並び始める5月頃ですが、風邪の季節でもありますので、効能など含めて、ご紹介しますね。
梅肉エキスの作り方の覚書です。
梅肉エキスの作り方
【材料】
・青梅 1kg
ホーローか土鍋
フードプロセッサー
【作り方】
梅を洗って水気をきり、ヘタを取ります。
ジップロックにすべて入れます。
綿棒で叩きます
タネと梅肉に分けます。
梅肉をフードプロセッサーにかけます。
(包丁で細かく刻んでも・・)
ふきんに包んで、絞ります。
絞った汁を、土鍋でコトコト弱火で煮ます。
焦げないようにかき混ぜながら
※ 梅は強酸なので、金属鍋はNGです…
しばらくすると、黒くトロミも出てきます。
完成です。
1キロの青梅から、たったこれだけの梅肉エキスしかできません…
ということは、このエキスの中に梅の効能が凝縮されているのですね。
( *´艸`)
絞った時に出た果肉は、黒糖を入れてジャムにしました。(左:梅ジャム 右:梅肉エキス)
甘酸っぱくてとっても美味しいです( *´艸`)
果肉の量は多めなので、数回分に分けて冷凍庫へ。
梅肉エキスは、何年ももつそうですよ!
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梅肉エキスを耳かきくらいの量を、水に溶いて飲みます。
(市販の梅肉エキスには、大人は大豆くらいとなっていました。 )
私は、冷え対策に水ではなく白湯に入れ飲んだりします。
子供達には小さな頃から、風邪をひくと「おくすりジュース」にして飲ませていました。
おくすりジュースは、葛粉とお水とハチミツを入れて、トロッと飲みやすくしたものです。
↑ セリアで購入した、とても小さいカップが丁度いい大きさでした。
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この梅肉エキスを、作ったのは2017年5月頃。
主人が出張に行っては、その土地の直売所で野菜を買ってきてくれます。
この時は、梅雨前の新潟で青梅を見かけて1キロ買ってきてくれたのですが、梅干しは3キロ必要だし、梅雨に入ってないし、黄色くないし…
梅肉エキスの事が頭に過ります・・
梅肉エキスを手作りできるのは、東城百合子さんの本で知っていたのですが、かなり手間がかかりそうで何年もできずにいました。
そして、一度作ってみるしかないか〜と重い腰を上げて実行した記録です。
梅肉エキスは、自然食品のお店で小さな瓶が2500円位から売っていますがお高いです💦
↑常備している市販の梅肉エキス
この 65gの梅肉エキスはいったい何個の梅たちが入っているの?
私が作ったのが、1Kの梅で、20gくらいなので…
この手間と、梅の量を考えると、2500円は安いものですね!
でも、実際作ってみてこんなに大変なんだと実感。( ˟ ⌑ ˟ )
一度作ったきりで、それからは未だに作っていません( ˃ ˄ ˂̥̥ )
いつかまたチャレンジする時のために、覚書にしてみたのでした。
( *´艸`)
ご家庭の 自然の薬箱の一つにいかがでしょうか。
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梅肉エキスの効能
梅肉エキスの効能を調べてみました♪
・血液をサラサラにしてくれる
梅肉エキスに含まれる、ムメフラール は血流を改善してくれるので、血液をサラサラにして、心臓をサポートしてくれます。
・胃腸のトラブル全般 ・ 整腸作用
便秘や下痢に。
o-157にも有効だそうです。
東城百合子さんの手作り食品の本には、
消化器一切の妙薬で、チフス コレラ 赤痢にも効くとありました(๑°ㅁ°๑)‼✧
・免疫力アップ
マクロファージを活性化してくれるので、
免疫力アップ効果も!
風邪や体調不良の時に
・アンチエイジング
クロロゲン酸やムメフラールの効果で活性酸素をやっつけてくれるので、気になるシワやシミにももしかしたら良い影響があるかも
◟(ˊ꒵ˋ∗)◜∗.♪