こんばんは、公に義を貫くことを志としています前赤磐市議会議員、公義の志佐々木ゆうじです。

長い方は9連休にもなった今年のGWも本日が最終日。

家族連れでの行楽。孫や子供たちの帰省で忙しくも楽しかったお休みを満喫して頂けたことでしょう。私も毎年恒例としている海辺でのひと時を始め、娘ご所望のイベントなど楽しい時間を過ごさせて頂きました。

月曜日からは個人事業の方の打ち合わせで週末まで東京となっており、頭と気持ちの切り替えを土曜の夜、今夜から始めています。

そして明日は定例の街頭演説の日ということで、以下の予定でお話したいと思います。

テーマ「人口減少はともざね市政の失策」

＜定例街頭演説会の予定＞　※多少の時間前後もございます。

・１０時３０分頃〜マルナカ山陽店前

・１１時頃～いずみYou＆Meタウン駐車場前

・１１時３０分頃～デオデオ山陽下市店前交差点

・１２時１５分頃～マックスバリュー桜ヶ丘店前交差点

重大な事柄だからでしょう。官公庁は休日にも関わらず総務省は、５月４日、外国人を含む１５歳未満の子供の数（４月１日時点）は前年より３０万人少ない１４３５万人で、４２年続けて減少。人口推計から算出したと公表しました。

これによると総人口に占める割合は０・２ポイント低下して１１・５％。人数、割合とも比較可能な昭和２５年以降の最低を更新したそうです。

これに先駆けて関連することとして、平成２６年には、政府の諮問機関である「人口減少問題検討分科会」が、現在のままだと２０４０年までに８９６自治体（これは現在の５１％になります）が消滅する可能性があると警鐘を鳴らし、政府は「地方を衰退させてはならない」と各地方自治体に、人口減少対策、少子高齢化対策を策定するよう法整備を行い、現在も地方創生（デジタル田園都市国家構想と名称が変わりました）を進めています。

さて本市のともざね市長は平成２５年３月に行われた市長選挙で初当選し現在の職にあります。

いうならば地方創生の中に誕生した市長として、何よりも優先して人口減少対策に取り組み、地域の衰退を防ぐ必要がある訳ですが、赤磐市役所が公表する資料から過去５年の人口推移を拝見したところ

令和元年４４２３８人
令和２年４４０５７人
令和３年４３８５２人
令和４年４３５５９人
令和５年４３２４４人　（各年４月１日現在数）

下降の一途を辿っており、人口減少に歯止めがかかっていない状態です。

そりゃそうでしょう。

この期間、私は市議会においてともざね市長の施策の打ち出しを見守って来ましたが、自転車に乗ってスタンプラリーをしてみたり、観光気分とまでは申しませんが、東京や大阪の繁華街はもちろんのこと、沖縄、香港にまで行って、桃やブドウの宣伝を行ったり、またはホームページをリニューアルしてみたりと、これと言って少子高齢化対策はできていませんし、人口減少対策に予算も割いていません。

「これがそうです」と関連することとしてご報告をいただけるものもあるのかもしれませんが、三期１０年、行革の先頭に立ってきた経験から申しますと、それは言い訳であり、本質的なものとは言えないものです。

花火やお祭りが盛んになり、地域がにぎやかになれば若者は残ってくれるのか？

東京や大阪に住む子育て家庭は赤磐市に引っ越してきてくれるのか？

答えはNOです。

農政の分野で若干、都会から就農でやってきてくれた方がいらっしゃいますが、減る人口を賄ったり、高齢化を止めるだけの施策にはなっていませんし、数人という単位で、全体の数字に影響を与えるものではありません。

加えて申しますと、地方創生計画の基になっている赤磐市地方創生人口ビジョンというのがあり、一応、令和二年に改訂していますが、その推計データは平成３０年の国勢調査を基にしています。

平成３０年！？です。

いま令和５年で、どんどん施策を打ち出さなければ、消滅しないまでも停滞感著しい地域になっていくことが想定されるのに、計画の基となるデータは平成３０年の社会像だそうです。

民間企業では会議資料にならない物ですね。

こういう勘違いが勘違いを呼び、効果的な施策を打ち出せず、赤磐市の停滞感を作っているのです。

市長たるものの責任と資質とは、こういうお役所仕事に意見を述べ、もっと現実的な路線で計画を立て、市を前進させるものです。

「市を前進させる」は「志を前進させる」とも言い、市長の資質判断として定められています。

私は、市長は本気で取り組む気がないのだろうと感じていますが、皆さまはいかがでしょうか。

（赤磐市を発展成長させる仲間を求めています）

明日はそんなお話をさせていただきます。

公義の志　佐々木ゆうじ

「人口減少と対応施策について」令和5年月6日（日）定例街頭演説のお知らせ