おはようございます、公に義を貫くことを志としています赤磐市議会議員、公義の志佐々木ゆうじです。

11年前の本日。私は赤磐市の現状に危機感を覚え、やむにやまれぬ思いを持ち街頭に初めて立ちました。いわゆる初志を表明した日であります。

本日は当時を振り返り、この11年間で何を為したのか？その「初志」についてお話したいと思います。

テーマ「初志　11年前の本日」

＜定例街頭演説会の予定＞　※多少の時間前後もございます。

・１５時頃〜マルナカ山陽店前

・１６時４５分頃～イズミYou＆Meタウン駐車場前

・１６時１５分頃〜マックスバリュー桜ヶ丘店前交差点

11年前の私は会社員でした。医療材料の卸会社で総合病院を３つ担当し、病院で使用する医療材料の定数管理を行いつつ、補充もこなすという仕事についていました。

他方、生活の拠点である赤磐市では、月に一度、「赤磐の風」という議会報告がポスティングされ、荒れた赤磐市議会と癒着にまみれた赤磐市役所の詳報が入って来ていました。

私は当時県営住宅に住んでおり、私の周りにはお身体が丈夫ではなく毎日仕事ができない人、治療中のひと、ひとり親世帯で子供を育てるため昼夜なく一生懸命働いているひと、また足腰が弱った高齢者も多数住んでらっしゃいました。色々と不便はありながら、それでもみんな生活のために一生懸命がんばっているひと達でした。

そういった人たちを尻目に、私たちの生活ルールや収めた税金の使い方を決める議会は、ある議員と職員が結託し、市の損害を与えたのではないか。議員は色々と私腹を肥やしているのではないかと追及が起き、日々議会が紛糾しているというのです。

毎月ポスティングされる議会報告を読み続けている内に、私のなかで正義を求める炎がだんだん大きくなってきました。

「政治は有権者の前で誠実であり正しさを追求するべき」

「誰も変えることが出来ないのならば俺が変えてやる」

その想いを強め私は平成23年11月6日13時。

メガホンを肩に掛けマックスバリュー桜が丘店前交差点に立ち、「あかいわを変えましょう」と叫んだのでした。間違った議会や不正にまみれた市役所を正したい、その想いを無我夢中でお話しましたので、何を話したのか覚えていませんが、強い覚悟はお示しできたのではないかと思います。

そして平成25年3月に行われた市議会議員選挙に挑み、初議席を与かりました。皆さまよりご議席をお預かりし中に入ってみると、色々なことが目の前になり、問題点や課題点がハッキリとしました。無知・思い込み・利権あさり・ねたみ・権力争い、その他もろもろですがなぜ赤磐市議会で問題が起きるのか理解できました。

（平成25年3月に行われた市議会議員選挙。当時41歳の佐々木です）

問題視されていた議員の手口も理解できました。

問題視されていた議員は議会で〇〇をやれ、委員会で〇〇をしないのはどうしてだと市長や執行部を激しく追求します。圧力です。

その度に私は財務当局や市長に財政状況を尋ね、市の借金残高や返済方法、そしてそれば及ぼす影響を質すことで、しない理由をできない理由に転嫁させ、圧力から逃がしていました。

これによって不必要な箱物建設や公共事業がどれだけ防げたか判りませんが、効果はあったと思います。ある時、私に「おめぇおどりゃ」などと暴力的な姿勢で暴言を浴びせかけてきたこともありましたが、身長180センチ、体重９０キロ近くある私が毅然と対峙すると、トーンダウンしいなくなったこともしばしばありました。その後は仲間議員を束ね、又、市の行政利権に関わる特定の人物などが加わり蔭で誹謗中傷を始める始末。しかし私には、赤磐市の正常化を望む多くの住民が選挙ではトップ当選を支えてくれ、背中を守ってくださっていたお陰で、そんな誹謗中傷などまったく臆することは一切ありませんでした。

（情熱と覚悟とパワーは誰にも負けません）

このような闘いが8年続いた訳ですが、皆さまのお力をお借りすることができ問題視されていた議員が再び議席を得ることを阻止することができました。この成果もあって、現在の赤磐市議会は市役所との正常な関係相関の下、建設的な議論を進めることができるようになりましたし、また住民のための議論も高めることも出来る様になりました。市も議会も良い雰囲気になったと思います。

他方、私は問題視されていた議員との対峙に明け暮れていた訳ではなく、議員としてのお仕事もしっかり行って参りました。特には行財政改革に力を入れてきた次第ですが、この9年の間に私が掲げておりました行革方針は市長の政策に取り入れて頂けるようになり、平成28年に在った赤磐市の借金、約３７３億円は令和３年度の決算報告では３３２億円にまで減らすことができ、直近６年で約４１億円の借金を返済することができました。

これによって赤磐市の財政は良き兆しを表すことができましたし、また手探りで進めていた行革手法は手ごたえを感じるものとなり、行革の道を作れたと思います。今後はこの行革で生み出された予算を使って住民のため、地域のため、赤磐市の賑わい作りのために、しっかり動いていけることと思います。

加えて私はICTの導入を推進しており、お耳やお言葉の不自由な方々の緊急通報体制(１１９番通報)について、令和４年度から「NET１１９緊急通報システム」の導入を進めることができました。

（緊急通報システムの導入が進み、困っている人をいち早く救援できるようになりました）

また現在、クレジットカードやスマートフォン決済など電子決済の導入が各分野で進んでおりますが、市の方でも令和４年６月よりPayPayなど、スマーフォンアプリの導入が決定し、先ずは上下水道料金からですがお支払いができるようになりました。今後におきましても行政のデジタル化ということで各種変革に取り組んでいって頂くつもりです。

この様に、あまり目立たない仕事ばかりですが、それでも誰にでもできない大きな仕事をさせて頂けたのは、皆さまが私の声に力を与えて下さったからです。

これからも正々の旗を掲げ、堂々の陣を敷き、初志を忘れず赤磐市を良くするためにがんばります。応援をよろしくお願いいたします。

本日は満11年を節目にそんなお話をしたいと思います。

乞うご期待です！

公義の志　佐々木ゆうじ

「初志 11年前の本日」令和4年11月6日（日）定例街頭演説のお知らせ

「初志　11年前の本日」令和4年11月6日（日）定例街頭演説のお知らせ