おはようございます、公に義を貫くことを志としています赤磐市議会議員、公義の志佐々木ゆうじです。

先週木曜日（4月21日）のこと、所属しています産業建設常任委員会にて、民間SDGｓ活動の成功事例を視察してきましたのでそのご報告と、赤磐市でも取り組める部分があるのではないかと政策立案に活かして参りますことをお話したいと思います。

（真庭アグリガーデンの広報担当さんに取り組みについてレクチャーして貰いました）

テーマ「SDGs成功事例の視察に行ってきました」

＜定例街頭演説会の予定＞　※多少の時間前後もございます。

・１１時頃〜マルナカ山陽店前

・１１時３０頃～　デオデオ山陽下市店前

・１２時１５分頃〜マックスバリュー桜ヶ丘店前交差点

さて、私たちの赤磐市は４０００を超える予算項目があり、我々市議会議員は行政の公正化と効率化を目的に住民に代わり監督し、時に意見を与え、住民利益が増すように活動しています。その為には４０００を超える予算項目の内容理解を網羅的に果たしていかなくてはなりませんが、ひとりでできることには限りもあることから、市議会では市の業務を3つの分野に分け、分担して内容理解に努めています。そのひとつが、私が所属する産業建設常任委員会ですが、所管する範囲は概ね※下記の表の通りです。

今回の視察は現在赤磐市の方で計画を進めている「道の駅」の建設に関するもので、都市計画や農業・商工に関わるところから私ども産業建設常任委員会の所管となります。

このようなことから、今後出て参ります市の計画案を議会側が意見なく丸のみしないよう、先例視察を行い、良い面、悪い面を理解するために実施された次第です。

そのなかで私が感じたのは、いわゆる道の駅と呼ばれている施設に関しては地元色が出すぎており（つまり田舎感）、市内外の方に集って貰うという関係人口の創出という地域の活性化を目指すには色々と趣向を凝らす必要があるだろうなという点です。一方では、地元の理解と参加がなければ、地元野菜である農産品の出展すらままならなくなる訳でして、このバランス感覚が必要だとも感じた次第です。

間違いなく社会のニーズは田舎じみたものではなく、明るくて、先進的で、且つ、その土地柄を感じさせるものだろうと思います。

そういう観点で真庭アグリガーデンさんの施設を拝見いたしましたら、ここに成功事例があるなと感じた次第です。

まず、多くの場合ですが、このように地域活性化を目論む場合、地元自治体の方から活性化を目指すための企画が立ち上がります。そして地元企業や地元自治会に参画して貰えるよう職員や、場合によってはトップセールスとして市長その人がお願いして回る訳ですが、この真庭アグリガーデンさんは、どこかからお願いされた訳ではなく、自発的に、地域社会のために何かできることはないか？といった事を考え、SDGｓをキーワードとしてこの事業を立ち上げたそうです。

その結果、地元高齢者の働き場所（活躍の場）を創出し、地元農産品の販売先を作り、そして生産農家さんの収益増を生み出したとのことでした。

（農産品の直売所では、多くの場合、廃棄処分になっていた規格外野菜を加工・調理し、もったいないが出ないようSDGｓに取り組んでいらっしゃいます）

何より私が【良いな】と思ったところは、農産品の販売戦略に工夫を凝らしているところで、若い方や環境などに関心高い層が手に取りやすいようなパッケージやネーミングに力を入れているところでした。また施設の雰囲気つくりも上手で、いわゆる道の駅といわれる施設とは大きくイメージの違うものになっています。

（施設の雰囲気は自然と環境を意識したものになっています）

県北真庭市という、交通の便が良いとはいえない地域で、これだけの誘客が見込めるのならば、交通の便の良い私たち赤磐市で同様のイメージで事業化を完成させたら、かなりの効果が見込めるのではないかと期待を高めた次第です。

本日は現在進めている本市の「道の駅」計画について、先日視察してきた内容を報告するとともにその可能性についてお話しさせて頂きます。

乞うご期待です！

公義の志　佐々木ゆうじ

「 SDGs成功事例の視察に行ってきました」令和4年4月24日（日）定例街頭演説のお知らせ