私の出産は『破水』から始まりました。それも予定日より1ヶ月早く。

夜中AM2時にトイレで目が覚めて、変だなーと思いながらトイレへ。

下着はびしょびしょでした。寝ぼけてたのもあって、何が何だか・・・

リビングへ行って、母親に連絡。


『破水しちゃったみたい』


病院へ連絡するように言われて、病院へ連絡。こんな早く出産なんて

思ってなかったから、ドキドキもなく、どうしたらいいのか不安でした。


そのときにダーが起きてきてくれて、そばにいてくれた。


そのときもお水が下りてる感じで気持ち悪かった。まだ、陣痛はなし。


病院に連絡したら、入院の準備をして急いで来て下さいって言われて、

急いでダーに連れてってもらった。





2月に入ってから、急に出産するのが怖くてたまらなくなってた。

怖くて不安で、睡眠もできなくなってた。

産まれるまでの間に、出産のココロの準備ができるだろうと思ってた。

育てることよりも、出産する痛みに耐えられるかの方が不安だった。


2月に入ってはじめの検診で、先生に相談した。

『私でもちゃんと産める?』すがるような小さな声で・・・


精神科にも一緒に受診してたし、先生も気にかけてくれてたみたいで、

『そう、どうかなぁっと思ってた。1度話したいなぁと思って。』そう返事を

くれた。そしたら、泣けてきちゃって・・・

大きなお腹でワンワン、診察室で泣いた。


ちゃんと産めるか、不安で仕方ないこと。

陣痛がいつ来るか?ドキドキするのが怖いこと。

できるなら、切ってくれたほうがいいのかも・・・と最近思うこと。


そんなことを話した。そしたら、じゃあ、帝王切開にしようか?って簡単に

話が決まった。この病院では、帝王切開は条件つきじゃなきゃできない

はずで、自分がしてもらえるとは思ってなかったから驚いた。


帝王切開の場合、予定日よりも早く赤ちゃんを出さなきゃいけない。

だから、決めるにしても私には時間がなかった。でも、ひとりで簡単に

決めちゃいけない気がして、1週間だけ時間をもらえた。


たぶん、そのときにはもう手術の予定を先生は入れてくれたと思う。

2月中には赤ちゃんを出さなきゃいけないから、本当にギリギリだった。


病院の帰りに、実家へ寄り母親に相談。

『asaはどうしたいの?』って。『もう怖いから、帝王切開で産みたい』

そう答えた。そしたら、『じゃあ、そうしよう』って。1週間後の病院は母親と

一緒に行くことにした。


家に帰ってダーにも相談。『asa、切ってもいい?』

『asaは、そうするだろうなぁっと思ってたよ』そう返事がきた。

その頃の精神状態は妊娠中で1番最悪だったみたい。不安でウツで・・・


でも、帝王切開と決めただけで、とってもココロが軽くなった。


手術もそうだし、術後も大変だって聞くし・・・頑張らなきゃいけないけど、

あとは先生にお任せしようって思ったら、すーって重たかったものが消えた。


それからは、残り少ないマタニティーライフをエンジョイしてた。


次の受診で、先生にお願いして、入院して手術・・・そう決めてたから、

どーんと構えてた。


なのに、その前日に破水しちゃった。入院の準備はしてあったけど、

帝王切開できないね・・・私、産めるかな・・・病院へ向かう車のなかで、

そんな心境だった。


病院へ着いたら、いつも外来でみてくれる助産師さんが迎えに来てくれた。

その助産師さんの顔見たら、今まで我慢してた涙がブワーって流れた。

病棟へ向かうときも、お水が下りてるし、少しだけお腹が痛かった。


エレベーターのなかで、『帝王切開でお願いするつもりだったのに・・・』

って話をした。『そう!明日?明後日?予約が入ってたから、どうしたのかと

思ってたよ』と。急に不安になってきたから、帝王切開で・・・少しだけ話したら、

じゃあ、朝になったら主治医の先生と連絡とってみるねって言ってくれた。


病棟について、他の助産師さんに代わり、本当に破水してるか内診。

その内診がとっても痛かった。グリグリも痛かった。


破水しちゃってるから、そのまま入院決定だった。陣痛室に移動。

そのときにママが来てくれた。


入院の手続きしたり、抗生剤の点滴が始まった。


今日中に産まれるかなって状態で、陣痛室ではなく、病室へ移動。

朝、主治医の先生が来てくれることになって、それまで待機だった。


だんだん、お腹は痛くなってきて(陣痛)、不安が増す。


手術になればいいけど、急にはできないだろうし、分娩できるのか・・・

これからどうなるか分からず、不安ばかりだった。


寝ることもできずだったけど、胎動がね、すっごーく勇気になってた。


破水してる自分、もうすぐ母親になる自分、1ヶ月早いけど、赤ちゃんは

どうなんだろう、大丈夫なのかな・・・1つ1つを受け入れるのに時間が

かかった。


朝、先生が来てくれた。少しお話して、内診を。

この内診が1番痛かった。グリグリされて、足がガクガクしちゃって、

助産師さんが足をさすってくれた。子宮口2センチ。


病室へ戻って、先生とダーと母親と話す。


今すぐには産まれそうもないこと。今は産むスタイルを自分で選べる

時代だって先生が言ってくれて、どうする?と聞かれて、

『頑張るで、切って』って先生にお願いして、それから慌しく準備が

はじまった。


AM11時手術開始。あと2時間もなかった。


ベッドのまま手術室へ。エレベーターの前でダーとママとお別れ。

エレベーターに乗った瞬間、また涙がとまらなくなった。


付き添いの看護師さんがいろんな話をしてくれた。

もうすぐ、赤ちゃんに会えるねって。

そう、あと10分もしないうちに産まれるんだ、会えるんだ。


手術室の受付で、主治医の先生とスタッフさんに会って、一緒に

手術室へ。すっごーくフレンドリーな感じで温かかった。


涙は出るけど、もう大丈夫・・・そう思った。


1番怖かったのは、麻酔。これが1番痛いって聞いてた。


麻酔は主治医の先生がしてくれた。痺れ薬をしてくれてから麻酔。

スタッフさんが、『痛くても、できるだけ身体を動かさないで』って

説明してくれたんだけど、動かすことなく・・・麻酔をされたのも分からず

でした。なんでか・・・ちょうど陣痛の波がきてたから><


陣痛のほうが痛くて、麻酔の痛みに気づかず・・・よかった。


それからすぐに下半身の感覚がなくなり、陣痛もおさまって、手術開始。


じゃあ、お願いします~って先生が言って、出るよって言って、開始1分。

お腹がガバッって音がして、赤ちゃんが出てきた。オギャオギャって

元気に泣いてくれた。AM11時24分誕生。1分後、胎盤出る。


赤ちゃんの処置があって、10分位してから、顔の近くまで赤ちゃんを

連れてきてくれて、感動の涙。とっても元気で大きかった。3026グラム。

それを聞いたとき、手術室の皆が笑ってた。そりゃそうだ・・・まだ9ヶ月。

予定日までいたら、赤ちゃん、4キロ以上あったかも・・・



手術が終わり、この病院は先生が病室まで送ってくれるみたいで、

私のベッドを先生達が押してくれて、病室へ戻ってきた。


まだ術後の痛みはなく、無事に産まれてくれてありがとう。そんな風に

思った2.11のお昼でした。