こんばんは。整理収納コンサルタントの岡本です。
今日は、物が多いとなぜイライラするのかについて書こうと思います。
部屋の中が散らかってイライラする。
その原因は
多すぎる視覚情報にあります。
広告についていた割引クーポン、学校からのお便り、ガスや電気の請求書
とりあえず脱いでそのままになっている洋服。
収納に収まりきらず、床置きにしてしまった雑多なもの。
目に入る全ての場所が物で覆われていたとしたら、
あなたの心は休まる暇がありません
なぜなら、頭の中は常に選択肢を選ぶ状況に置かれているから。
例えばこんな風に。
図書館で借りた本が返却期限が過ぎている。どうしよう…
晩御飯何作ろう?
ここ、通るときにこれが邪魔なんだよな…
あれ、なんでこんなところにこれがあるんだっけ?
そういえば、プラスチックゴミの日いつだっけ?
この請求書って支払い済んでいたかな。
物が多くなれば選択肢はどんどん増えていきます。
一つのことが完結しないうちに次の情報が入ってくるので、全てが中途半端になりがち。
結果、
なんでこんなに忙しいの?!
と、なってしまいます。
物を減らせば、視覚情報が減ります。
いるものといらないものを分けて、
使うものだけに限定したら、
床や机の平面部分が増えてきます。
その頃にはきっと心にも余裕が生まれているはず。
何から手をつけていいかわからない場合は、
最大で10個、気になることを書き出してみてください。
その後は所要時間を書き込みます。
本の返却→明日行く
晩御飯メニュー決め→3分
邪魔なものをどける→10分
あれ、なんでこんなところにこれがあるんだっけ?→元に戻す→1分
ゴミの日調べ→3分
支払い確認→5分
こうやって書き出してみると、本の返却以外は大体20分もあれば終わることがわかります。
この10個をクリアできたら、自分をほめてください。
その日はそれ以上できそうでも頑張らないこと。
毎日繰り返せば、やがて選択肢はどんどん減っていきます。
ここがこうだったらいいのに。という不快を無視せずに向き合うことで、心地いい暮らしに一歩近づきますよ