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2013年12月25日から2014年1月2日まで家族でギリシャに旅行に行ってまいりました。
この時季は、ギリシャは、1年で一番雨の多い季節で17:00を過ぎると太陽は姿を隠すという観光的には完全なオフシーズンな上に、12月25日・26日、1月1日は祝日で観光施設はお休みというハンディがあり、1年で一番ホテル料金・航空運賃が割安の時期です。
ギリシアでは、レンタカーを借りて観光しました。6日間でなんと2000㎞以上運転しました。
仕事の連絡のために、成田空港でヨーロッパ仕様のWiFiを借りていましたが、iPhoneと接続してカーナビになるのです。とても、不思議な感覚でした。ギリシャ語の道路標識の中を、日本語の道路案内（但し、地名はギリシャ語）で、ドライブするのです。インターネットの凄さでした。
1日だけギリシア本土を離れて飛行機でクレタ島に行きました。
朝の始発便でアテネを出て、最終便でアテネに帰りました。 クレタ島もレンタカーで島をまわりました。
クレタ島イラクリオンのシーフード料理が自慢のタベルナ（伝統的なギリシア式の料理店で、レストランのようなかしこまった雰囲気というよりは「食堂」という言葉がぴったりで、手ごろな料金でおいしいギリシャ料理が食べられる）の「リゴ・クラシ・リゴ・タラサ」です。
Shrimps Saganaki エビのサガナキ
Grilled Octopus タコのグリル
Grilled Mussel ムール貝のオーブン焼き
Grilled Fish 魚のオーブン焼き
Mixed Fried Fish ミックスフライ
～ギリシャ旅行で目についたこと～
アテネの国立考古学博物館のギリシア彫刻は、中高年の男性像とクーロス（青年）像が大半でした。当時の支配階級自由民男子の性風俗を暗示しているように思えました。
古代ギリシアの栄華を物語るアクロポリス遺跡、神殿、劇場、音楽堂など、大規模な建築には目を見張るものがあります。私は、このアクロポリスの南側の「キモンの南壁」を見て、胸が痛みました。
自然の岩山だったアクロポリス。ペルシア戦争以降、アクロポリスの再興の指揮を執ったキモンの命により、南側を石積を用いた防衛壁を作り、人工的に拡げられたものです。その土木技術は見事なものでありますが、ギリシア古代社会では、自由民男子とその家族は奴隷制を基盤にしたものです。多くの奴隷、戦争捕虜がこの難工事に使役され、多くの生命が失われたものと思いました。
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