基本的には、
良い圧縮、
良い火花、
良い混合気
これらの各シリンダーのバランスです。例えば6シリンダーエンジンでNO1シリンダー、NO2シリンダー、NO3シリンダー、NO4シリンダー、NO5シリンダー、NO6シリンダー、と点火順に強制的に点火を止めた時のエンジンが低下した回転数を記録各シリンダーが同じであれば各シリンダーは、同じように仕事をしている(最高の状態)。
しかし、、バラツキがあれば調子の良いエンジンとは、言えませんしエンジンの性能は、良い状態とは言えません。低下した回転数が大きい程そのシリンダーは、良く仕事をしている。逆に低下した回転数が小さい程そのシリンダーは、仕事をしていない。原因は、エンジン本体の機械的な性能によるもの、吸入混合気の空気とガソリンの比率によるもの、点火システムによるもの等と原因は、色々あります。
又、旧車の場合特に各配線の電圧降下が大きいです。特にイグニッションコイルの+側に電圧降下があれば2次電圧の影響が大きいです。
ダイナモバッテリー間の電圧降下も重要です。ダイナモの発生電圧が14.2V三分の二負荷時の電圧降下0.5Vととした場合、バッテリーには、13.7Vしか掛からない為、バッテリーは、常に空腹の状態です。この空腹の状態が旧車のエンジンの性能に大きく影響すると思われます。
次回機会があれば電圧降下とアーシングについて書きたいと思います。