今を生きる Vivi l'attimo ~イタリア留学ブログ~

今を生きる Vivi l'attimo ~イタリア留学ブログ~

イタリア・サルデーニャ島に留学中の大学院生です

ブログには日常の些細なことを綴る予定です

イタリア留学を良い機会に
“人間力”も学べたらと思ってます

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ウニのスパゲッティ!
Spaghetti di ricci di mare


冬の今が旬!
シンプルかつ絶品です。
残りのソースも
パンに浸けていただく(スカルペッタ)と
これまた美味いんだ。。

Buoooona!
Residenza(住民登録)の手続きについて書きます。研究所までの交通手段として車を必要としていて、車の名義を移すのに必要みたいなので、渋々の申請です…。

はじめに断っておきますが、参考になる部分とそうでない部分があるのでご了承ください。

ネット情報によると、住民登録の申請の評判の悪いこと悪いこと。。
いろんな情報が入り交じっていて、皆さん苦労・混乱してるみたい。。
なので、心してオフィスに望みました。

向かった先はUfficio di Anagrafe(戸籍課)。
とは言ってもコムーネのホームページに載ってない。。
ちょっと迷子になりつつ、イタリア人の助っ人のお陰で、なんとかたどり着きました。
その間に4~5人に抜かされたと小言を言われながら。

入ってみると、案の定20人ぐらいの列。すぐさま21人目に並ぶ俺。

しかし、そこは流石のイタリア人助っ人。すぐさまResidenzaの申請はここでできるか?この列に並ぶの?と職員に聞く。

すると、こっちで出来るからおいで~。と別の窓口を開設してくれた。ラッキー。笑
(最初から窓口増やしてやれよ、と思いながら)

ちなみにここアルゲーロでは申請の予約は不要でした(2015.1.現在)。田舎の街だからでしょうか。



ボンジョールノ!と満面の笑顔で挨拶。←これ重要

必要だった書類は、
・パスポート
・ペルメッソディソッジョルノ

以上。

えっ?えっ???
嘘でしょ?

(コムーネのホームページでダウンロードした申請書フォーム6ページに全部記入して、日本からわざわざ戸籍取り寄せて、ローマの日本大使館までいって翻訳してもらって、もちろんCodice fiscaleやら、ありとあらゆる書類用意し、全書類コピーも準備して、どんだけ時間と手間かかったか知ってるか?)

と、思いつつも

超笑顔で対応。向こうも気をよくしたのか世間話なんか始めちゃって。あなたと同じ年の息子がオーストラリアでシェフしてるの、とかどーでも良いこと話をしながら。
その他必要な個人情報は、すべて口頭質問で

いつ来たのー?
どこで滞在許可証受け取ったー?
日本に帰るときはまたここに来てチャオーって言ってねー。

などなど。以上。

所要時間たったの20分。うち10~15分は世間話。←これ重要
最後に意気投合してGrazie! Buona giornata!かたい握手を交わす。

申請手続き終了~!!

イタリア人助っ人もホッとひと息。
あとは家に住んでるか職員が確認にきたらOKとのこと。

今回の手続きで学んだこと。
・イタリアの事務手続きにルールはあってないようなもの。
・信頼できる地元イタリア人助っ人は絶対に必要。

今回の助っ人曰く、イタリアの事務手続きは創造力を試すテストのようなものだ、と言っていました。普段は世間話など退屈で大嫌い、事務手続きもため息をつきながら進めるような彼が、率先して世間話を職員にフリ、まるで別人。こちら側は満面の笑顔で対応。チームプレーで完全勝利しました。結果的にスムーズに申請手続き終了です。

無論、そんなすぐに家に確認にきて、Residenzaゲットと行くなんてこれっぽちも思っていませんが、、、

それでもここはイタリア、
しかもサルデーニャ。
テキトーな民族がテキトーに働いて最終的になんとかなる国だから
きっとなんとかなるでしょう。

久々にイタリア"らしさ"を感じた手続きでした。

In culo alla balena!!
先日の日曜日にサッサリで行われた一大イベント
Cavalcata Sarda 2014 (カヴァルカータ・サルダ 2014)を紹介します。

サルデーニャの各地域の人々が伝統衣装や装飾品をまとい、地元の特産物や楽器、舞踊等を披露しながら街中を歩くイベントです。5月の後ろから2番目の日曜日に、3000人以上の人々がサルデーニャ各地からサッサリに集まります。

起源は1899年、イタリア国王のウンベルト1世とマリゲリータ妃の訪問の歓迎として“Cavalcata Sarda”が行われ、今日まで続いています。

とても多すぎて一つ一つの地域の紹介はできませんが。。。(65地域位から集まります)
サルデーニャ各地の文化に触れられて、すごくにぎやかで楽しいイベントです。
まわりにいる地元の人とかが、頼んでもないのにその地域の説明とかしてくれます。
みんなフレンドリーなのがサルデーニャの特徴なのかもしれません。
あと、民族衣装を着たイタリア人女性は、なかなかイイですね(笑)


その後、近くの競馬場へ移動。
ここでもなにやら面白いことがやっているらしく、


なんと!
さっきの伝統衣装着てた人たちによる騎馬アクロバティックパフォーマンス!
今にも落馬しそうな人がたくさんいて、なかなか見応えありました。

次に街中の出店へ移動。
モクモクな煙に包まれ、いかにも雰囲気の漂う一帯が。
どうやらここではサルデーニャ郷土料理が食べられるようで



豚の丸焼き、腸のパニーニとか、


ウナギの塩焼き!これもサルデーニャで有名です。
もちろん、日本のように開いで甘いタレをつけたりはしていません。
生々しい形のまま、塩焼き(笑)

ウナギはサルデーニャでも比較的高級食材らしいです。なかなかのお値段でした。

ということで、がぶりと!!


Buono~♪

サルデーニャの衣食文化を満喫した1日でした。

Ciao!