2022年12月20日、いよいよ入院。
8:30の入院受付に間に合うよう、母が車で迎えに来てくれました。病院までは車で20分程。電車でも4駅先の距離です。
次女が、荷物が入ったバックを持って、マンションのエントランスまで見送りに来てくれました。
元気に、とはいかなくても予定通りの日数で、ここに戻って来られるように…そればかりを祈りました。
コロナで、面会はできないものの入院の際、病棟までの付き添いはOKだったので、コロナの抗原検査や、諸々の手続きの間、母がずっと一緒にいてくれました。娘たちとも、LINEで連絡を取り合っていました。
4人部屋のベッドは、有難いことに窓際!
母も帰ってしまって、病衣に着替えてから「院内の説明、あとで来ますね」と言われたまま誰も来ず…昼食が運ばれてきました![]()
なんで、私こんなところにいるんだっけ?
ふわふわした気持ちが、地に足つくことなく手術当日を迎えました。
前日の22:00以降は飲水も不可のため、院内の空調でからからな喉をひたすらうがいで、潤しました。
午後3時前後の予定より30分程早く、手術開始となりました。
会えないけれど、手術の立ち会いに来ると言ってくれた母に、手術室に向かう直前に一瞬会うことができました
笑ってくれてたような気もするし、緊張で強ばってた気もします。多分、お互いに。
歩いて手術室に向かう途中、長女を命懸けで出産した日だって話をしたら、涙が
手術室入室前に、自分の名前とこれから受ける手術内容を告げる時に、またしても涙が![]()
手術台に自分で乗ってからは、緊張と恐怖であまり記憶がありません。いい血管(笑)が見つからず、何度か刺し直してた記憶がうっすらあるくらい。
「そろそろ眠くなりますからね」
「あっ?それ、まだ。もうちょっと〜してからだよ…」
そろそろ?ん?まだ?なんだ?
…
「無事、終わりましたよ。キレイにとれましたからね」
眠る前に、力強くうなづいていた主治医が、優しく微笑んでそう声をかけてくれました。
終わったんだ、キレイに取れたんだ、良かった…
また眠ってしまったようで、気付いた時は、元いた病室でした。
スマホを出してもらい、娘たちに終わったよ!大丈夫だよって、LINEしました。
このまま、朝までぐっすり眠れるので?というのは淡い期待でしたが
痛みに強い私。痛みより、吐き気と喉の乾きと戦う一晩となりました![]()
