2022年12月14日

血液検査(腫瘍マーカー)、CT、MRIの検査結果とその後の治療方針説明のため受診。

前日に母が、

「断られると思って言うけど、一緒に行っていい?」

と連絡をくれました。

緊張の連続でいたので、甘えてみました。

でも、最悪の話を何の心構えもできないまま母と共に聞く、というのは耐えられなかったので、先にひとりで結果を聞き、状況次第で同席してもらうことにしました。


腫瘍マーカーの値は正常内、CTからは転移は認められない、MRI画像を見る限り境界悪性でしょう、ということでした。

完全に認識が足りていなかったのですが、悪性ではないなら腫瘍のある卵巣のみ摘出すれば済むと思っていたので、その後の主治医の説明で一気に落ちました。

ガイドラインで推奨されている治療方針、ということで両方の卵巣、子宮、大網(初めて聞く言葉で、絵に描いて説明してくれました)を開腹で摘出することになりました。


コロナ罹患のため、予定日に手術を受けられなくなってしまった方がいたらしく、空きが出たとのことで最短で20日入院、21日手術となりました。奇しくも、21日は長女を帝王切開で出産した日。誕生日に手術なんて…と一瞬迷いましたが、お腹を切る日なのかな?と自分をなだめ提案して頂いた最短日程で、手術することとなりました。


入院前の検査やら手続きやらで、長々、一緒に来てくれた母を付き合わせてしまいましたが、来てくれて、本当に心強かったです。

ランチする時間でもなくなるくらいに遅くなってしまったので、パン屋さんでパンを買い、お留守番してくれていた父にお刺身を買って帰宅。一度、自宅に戻ってから、入院の保証人になってもらうべく、実家へ向かいました。(私の実家は徒歩数分のところにあります)

出ようとしたら次女が帰宅してきて、一緒に実家に行きました。


両親に心配かけてしまうこと、長女を産んだ日に、長女と次女が宿っていた子宮を失うこと…申し訳なさと、言いようのない悲しみでいっぱいでしたが、戯ける父を前に一緒にいっぱい笑いました。


お父さん、お母さん。

目の中に入れても、きっと本当に痛くない長女と次女。

みんなに、ありがとう。


家族っていいな。


怖いけど、辛いけど、泣きたいけど、あったかいものに包まれてるのをたくさん感じた1日でした。