詩門が入院したのは、北里大学病院のPICU(小児集中治療室)。
PICUがある病院は全国にも数少ないって、前にテレビでやってた。
詩門が生まれてからずっといたのはNICU(新生児集中治療室)で、ここは生まれたての赤ちゃんしか入れない。
一度退院したら、もうここに戻ってくることはできない。
だから、病気が再発してしまいそうな赤ちゃんや、少しでも心配のある赤ちゃんは、慎重に、ちゃんとよくなるまで退院させないようになってる。
そして、新生児以外の子供が入院するところが、このPICU。
去年までは、こんなところがあることも知らなかったけど
NICUで長くお世話になっている間に、いろんなものをみて感じてきた。
特に、母親の気持ち。
NICUにいるママたちはみんな、自分に責任を感じてる。
生まれたての赤ちゃんの手足に入っている点滴や、鼻に入っているチューブ。
定期的に行われる検査や注射。
そしてなにより、24時間一緒にいてあげられないこと。
面会時間の終わりにはいつも、つらいお別れの時間。
なんとか寝かしつけて、その間にこっそり帰ることをいつもしてきたっけ。。
それはどこのママも一緒だった。
面会時間ギリギリでも寝てくれなくて、ギャンギャン泣いてるのを置いて帰ったことも何度もあったし
それが一番つらかったな。
今回の入院でも、同じ部屋には生後5ヶ月の赤ちゃんや、1歳、3歳、4歳の子がいたけど
詩門のヘルニアなんて軽い方でちょっと申し訳なさを感じるくらい、
口が半分に割れて鼻にくっついて生まれてきた子とか、点滴やチューブをいじらないように手足をベッドに縛り付けられてる赤ちゃんが3人いて、
夜中、泣いてた。。
少し大きい子は、面会の終了時間にパパとママが帰ると、ママー、ママーって
ずっと泣いて、それが連鎖して他の子も泣いて。。
それを二日間、奇跡的にお泊まりOKがでた私はみてきたわけで…
詩門は今回本当にラッキーで、ありがたかったけど
まだおしゃべりできない赤ちゃんたちも、きっとママー、って言ってるんだろうな。って思ったら泣けてきた。
でも、ほんとはもっと泣いてるのはママなわけで…
病室で仲良くなったママも、
私のほうが泣き虫でよく泣いてる。
って言ってた。
やっぱりみんな同じなんだな…
辛い思いをしている子供を置いて家に帰るなんて。
みんな辛いよね
それでも面会時間は120%、頑張って笑顔であやして
遊んであげてるママ、
全国のママがんばれ

がんばろう











