ネットフリックスでシチュエーションが気になって見てみました。

韓国製作のドラマです。全9話。

 

 

ファン・ドンヒョク監督、イ・ジョンジェ主演。

ソン・ギフンは事業に失敗し、ギャンブルにお金を投げ込んでは母親からお金を借りる生活をしていた。

妻とも離婚し、妻からは一人娘からも距離を置かれてしまっている中で、ある日、大金が獲得できるゲームを紹介する男が現れる。

半信半疑でその「ゲーム」に参加したソン・ギフンが見たのは456人の参加者。そしてゲームは始まるのだが・・・という話。

 

ストーリーで言うと「神さまのいうとおり」と「カイジ」シリーズを足して2で割ったようなイメージ。

お金に困っている人たちを集め、ゲームが始まる。

しかし、それは命がけだった、というもの。

 

450人近くいる参加者をどう扱っていくかが勝負なのと、ゲームにどれたけズルさがないかが見どころ。

主人公がいるからなぁと思いつつも、結構追い込まれるので、スリル感はあります。

また、参加者のキャラクターも話が進むにつれて浮き彫りになってきて、連続ドラマらしい味も出てきます。

 

こういう系の話はラストが難しいのですが、これに関してはこんなところかと。

まぁ、やっぱり持っていき方とリアリティと建前とをどう持っていけるのか、ですね。

 

とはいえ、デスゲーム系の話としてはドラマな分、しっかりと描いて予算もかけられてるので見応えはあると思います。

 

上記の映画やデスゲーム的な話が好きな方はぜひ。

かなり長く続いているシリーズ、ついに着手してみます。

ストリートレースにフォーカスを当てた映画です。車好きにはたまらないはず。

 

 

違法なストリートレースの賞金を稼ぐドミニクのところにブライアンという男がやってくる。

ブライアンはロス市警の警官でおとり捜査として、ドミニクのところに潜り込む。

本当にドミニクは犯罪を行なっているのか、車を通じて交流を深める二人だが・・・という話。

 

上記のストーリーはあるものの、基本的にはブオンブオンいっている車がとにかくめちゃめちゃ走る。

それはもう法外なスピードを出し、グランツーリスモ顔負けのレースを繰り広げる。

これだけで人によっては十分楽しめる映画になっています。

 

おとり捜査のヒヤヒヤももちろんありつつ、基本的にはパリピが酒池肉林を楽しみつつ、

かつ、ストリートレースで車をガンガンぶつけたり、キュッキュッとコーナリングをしたりと、

ある意味なにも考えずに済むので、映画の尺も含め、非常に見やすい作品になっています。

 

私自身は車のことは詳しくないので、ブランドやメーカーを言われてもわからないのですが、

大好きな人は、かなりの車が思う存分走ってくれるので興奮すること間違いなし。

会社員にはある意味羨ましい世界だったりします。

 

そんな現実逃避もできるような映画です。

シリーズものになっていて「車」をベースにとにかく、騒がしく、派手にいろいろやってくれるので、

爽快感を求めている方にはぜひ。

一人の女性の生き様を描いたヒューマンドラマです。

 

 

アンヌ・フォンテーヌ監督、「アメリ」のオドレイ・トトゥ主演の映画。

フランスの孤児院で姉と共に育てられたガブリエルは、ナイトクラブの歌手をしながらお針子として働いていた。

そんな中、貴族に見初められたガブリエルの人生は少しずつ変化を始めるのだが・・・という話。

 

一人の女性がいろんな経験をしながら「世界のシャネル」になっていく様子を描きます。

フランス映画らしく、恋愛模様も、情熱的なようで、あまり表立って見えず、

そのあたりがいわゆる「おしゃれ」な映画が好きな人にはきっとハマるはず。

 

「シャネル」のブランドへの思いというよりは、

「シャネルを立ち上げた女性がどんな女性だったか」というところにフォーカスが当たっており、

この映画をきっかけに、シャネルというブランドがどんなものだったのか、

さらに立ち上げてからどういう人生を送っていたのか、というのを調べるきっかけにはなりそうです。

 

非常に繊細な描写をしながら、時間が経過していくので、

どうしてそういう形になったのか、というのがわかりにくい部分もあるので、

そのあたりを承知の上で見るのがいいかもしれません。

 

ファッションやヒューマン系映画が好きな方はぜひ。