PHNの健康カルテ* -2ページ目

PHNの健康カルテ*

保健師のサトウです

みなさんの日々の暮らしに
明日の活力を
元気のヒントを
届けられたらいいなと思ってます


数あるブログの中からお越しいただきありがとうございます!



早速ですが
日本人の平均寿命はご存知ですか?



男性の平均寿命は約80歳

女性の平均寿命は約87歳です



では,日常生活の制限がない自立した生活を送れる健康寿命はどうでしょうか?



男性の健康寿命は約71歳

女性の健康寿命は約74歳です




平均寿命と健康寿命の差が男性は約9年間,女性は約12年間もあります


{30985734-9370-4541-9427-730EDFB3D043}



約10年間は何かしらの日常生活に制限があるということを示しています


元気に過ごしたいという思いはみな同じで,その差は小さければ小さいほどよいですが,平均・健康寿命いずれも右肩上がりに対して,その差はほぼ横ばいで推移しています


元気に健康で過ごす時間を延ばすには、それを阻む原因は何なのか,を知る必要があります


脳血管疾患・心臓病・糖尿病など生活習慣が原因と考えられる病気関連が3割,転倒による骨折や膝・腰など関節症などロコモティブシンドローム関連が2割です


{595FD6E2-84EE-437C-9241-D008B0593961}




つまり,要介護状態にならず健康寿命を延ばすためには生活習慣病予防とロコモ予防が大切だということがわかります


ロコモロコモと言っていますが,ロコモとはロコモティブシンドロームの略で、運動器が弱って引き起こされる病気の総称です

例えば呼吸器や消化器は聞きなれていますが運動器と聞いてピンときますか?

運動器とは骨,関節,筋肉だけじゃなくて,動かす指令を出す脳や脊髄,末梢神経など、運動するために必要な部分
どれも大事で一つでもかけると運動に制限が出てきます。



こういう話はお年寄りの話と思われがちですが、現代「こどものロコモ」が注目されています




{3E1885BF-5BEE-4E25-B8BF-EF6F9390212C}



また、いまの親世代がこどもの頃に比べて、今のこどもたちは、体格は大きくなっているのに運動機能は落ちています
30代の3歳の頃とと10代の5歳の頃が同じ運動能力、といった文献もあります

車社会、外で遊ぶ環境の減少、塾や習い事、ゲーム、、、思いっきり外で遊ぶ機会の減った現代のこどもたち

小学校の運動健診では、まっすぐ立てない、バランスが取れない、しゃがめないなど、運動不足が原因で起こる支障があります
コケただけで大怪我をしてしまうことも


下の図のスキャモンの成長曲線でもわかるように、神経系は6歳頃までに成人の9割程度身につくとされています

{8371B953-FCB8-4043-AC31-47DCA72E265B}

神経系というのは、例えば、小さい頃に自転車に乗る練習をして、一旦習得すると、しばらく自転車に乗っていなくても大人になっても乗れますよね
そういった基本となる運動の感覚は、こどもの頃に遊びを通して身につきます


人生100年時代と言われる時代
元気に一生過ごしたい
それはすでに小さい頃から始まっていること


こどもから始める健康生活を考えること、とても大切だと思います

{7BCB1BE1-D495-41C7-BEAC-D4EB39856CAC}

最後まで読んで下さりありがとうございました!