ひとつ、事を乗り越える | 自分を大切にしたくなった時のアートセラピー@あさまるサロン

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ふと自分を見つめ直したり、振り返ってみたくなる人生のタイミングに、あなたの足元でこのブログが見つかりますように。一時足をとめて、どうぞ読んでいってください。あなたの道はすでに拓かれていて、先に進む力はあなたの中にあることを、気づけますように。

情熱を傾けるものが、私には二つあります。

一つは、3色パステルアートの静かな内なる時間。

そしてもう一つが、力強い鼓動を打ち鳴らす、太鼓のステージ。

 

 

 

今年の異常猛暑の中、演奏する側も観客の側も、

ほぼ命がけ

 

倒れないように

ベストな状態で演奏できるように

こんなにケアに心を砕いたこともありませんでした。

 

その甲斐あって、今年もさらにバージョンアップした演奏を

お届けすることができました。

 

 

異常な事態

普通とは違う状況

過酷な環境

 

そのような時に威力を発揮して欲しいのが

生存本能

危機管理能力

そして想像力、ではないでしょうか。

 

 

自分はまだ大丈夫

今はなんともないから

いざとなれば出来るから

 

という心の甘えは、どれだけ習慣として根付いてしまっていることか。

 

 

私たちの演奏日は夕方とはいえ、35度を越す猛烈な高温の日でした。

一人も具合の悪くなるメンバーを出さずに演奏し切れたのは、

皆で声を掛け合って様々な対処、ケアを心がけたこと。

 

そして、それ以外に、とても大きな要因がもう一つありました。

 

 

「師匠に、私たちの演奏を届けたい!」

去年の暮れに倒れて昏睡状態の続いている私たちのチームの師匠が、

介護タクシーで娘さんに連れられて、会場にいらしていました。

 

 

みんな元気で、いい演奏を届けたい!

 

という強い目的意識が、私たちの正気を保ちました。

暑さで倒れないように、のひとつ向こうに、

師匠に演奏を届けたい!という大きな願いと目的があったからこそ、

「危機管理」と「目的」の両輪はうまいことバランスをとって、

演奏の成功に導いてくれたのだと思います。

 

何かひとつの危機的状況を乗り越えたい時

「危機管理」と「目的意識」という

その両輪は、なくてはならないもの

両輪のバランスが取れている時、

どれだけ大きな力が発揮されることか。

それがしばしば、

「奇跡」と呼ばれるものにつながるのかもしれません。

 

「熱き思い」でやってきた私たちのチーム。

ますます士気が上がったのは、言うまでもありません。

 

 

 

 

今年の経堂まつり、7月21、22日をもって終了いたしました。

次のステージは、

2018年 8月4日(土)19時5分より

東京都町田市

玉川学園前南口商店街まつり 特設ステージにて

(小田急線玉川学園前南口)