今回は平泉だ!


平泉といえば岩手県

岩手県といえばわんこそばとせんべい汁


「夏草や兵どもが夢の跡」


ほんとにモー。がっかりだよ! 平泉
現地に着いて見渡すと、あたり一面草ボーボー



観光名所だと思っていたのに。現実はこんなもんだね。



名物にうまいものなし、名所にみるものなし。


「山家集」や「菅菰抄」を頭につめ込んでワクワクしながら平泉に行ってみたら何もないよ!荒れ放題。


牛なら喜ぶこの景色、草の食べ放題のおかわり自由だ。

でも、儂は牛じゃないからうれしくない。

西行や紫式部の知識が粉々に砕けて遠いお空に飛んで行った感じだった。


トホホ…トホホ…トホ…杜甫


かわりに杜甫の「春望が浮かんできた!」


「国破れて山河あり城春にして草木深し」


トホホからラッキーに変換された瞬間だね。ほんとに天才かも。



自分の知識の豊かさにびっくりしてうっとりする。



それにしても人間の頭の中はほんとに便利だよね



いくら知識を詰め込んでも頭は割れたりしないし重くもならないから持ち運びには楽チン。


辞書なら重くて捨ててたよ。

さて本題に戻りますか


西行さんの

ききもせず東稲山のさくら花 よしののほかにかかるべしとは



この和歌の場所も見たかったけど、なにせ入梅のシーズン、桜は期待してない五月雨だからね。



たっぷりと水を注いでもらった草木はノビノビと伸び放題。



儂ってけっこう根にもつタイプで引きずる体質です。


でも、この性格あっての芭蕉ですから



では、傑作を残します。


「夏草や兵どもが夢の跡」



できた!



じゃあ また