スルガの不正融資により巻き添えをくらった超割安な優良株 シノケン
2018年9月TATERUのかぼちゃの馬車に対するスルガの銀行の不正融資が発覚後、
アパート経営の企業は巻き添えをくらいとても株価が下がりました。
シノケンもその一社であり2018年8月には高値1997円をつけていましたが、TATERUへの不正融資発覚後に急落、2018年12月には3分の1以下の安値630円まで売り込まれました。
その時はアパート経営をやっている会社はどこも売上至上主義に走り、不正融資を受け、
コンプライアンスなども無視した経営をして売上をたてていると思われておりました。
今後は融資の審査も厳格化され、大幅な減収減益は免れないだろうというのが市場のコンセンサスで、下手すればシノケンもTATERUのように一気に赤字転落だろうと皆がそう思っていました、だからこそたったの半年で株価が3分の1まで売られたのです。
しかしその市場の予想に反しシノケンは
2019/5/15 第一四半期決算で前年比、増収増益の上方修正を出しました。
2019/8/7 中間決算の数字が前年同期比13%の減収、10%の減益で収まりました。
通期予想の進捗率は下記のようになっており大変順調な進捗率になっております。
好調な進捗が出た翌日でもなぜか株価が下がったため私は734円で買いました。
その後も良いIRが継続します
2019/8/8 「JPX 日経中小型株指数」構成銘柄の継続選定されました
現在は873円と株価は1年前から-223%下げた水準にありますが、
配当利回りも3.4%ほど見込め、業績は前年に比べ10%しか下げておらず、
アパート経営にかかわるサポート業務が
収益の柱として育ってきており、かつ利益進捗率が高く、かつPERはたったの5.38倍です。(PERは低ければ低いほど割安の指標です。)
東証一部銘柄の平均PERは11.65倍ですのでPERが平均値に寄っていくだけでも株価は
上がると思っております。
業績に心配がないことがわかった今、市場がマイナスに読みすぎて売られすぎた反動がこれからくるはずです。
結局株価は業績に伴い収斂していくことは間違いありません。
少なくとも次回の決算までは安全に保有して頂けると思います。
8/27 追記 昨日26日400,000株(1.16%)を上限とした自社株買いを発表しました。
すぐに終ってしまうくらいの自社株買いにはなりますが会社自体も今の株価が安いと思っていることは明らかになりました。
8/27 9:19現在 推奨時873円→現在値941円(+68円 +7.7%)と大幅に値上がりとなりました。
4000株でも信じて頂き購入頂いた方は27万円程度の含み益になっていると思います。
今回は自社株買いのニュースで反応して上がりましたが、下がりすぎた価格訂正はまだまだこれからだと思います。