3月11日。
この日は朝から14時台に黙祷しようと心に決めていました。
それなのに、あまりの多忙さに気がつくと15時。
1年に1回、こうしようって決めたことすらできない今の生活って何なんだろう。
そう思わずにはいられませんでした。
我が家は次男の誕生日がこの日にとても近いです。
もう○歳なんだ、
よくここまで大きくなったなぁ、とポジの感情にあふれたすぐ後に、
本当に多くの人が、生活が、街が、一瞬で亡くなったんだ、という強いネガの感情に降り戻ります。
これ、結構キツイです。
いえ、当日お誕生の方は更に複雑でしょうね。
自分が生を受けた日、同じ国で多くの命が失われたんですから。
でも、自身の誕生日に多くの方が命について考え、思い巡らすなら、
それも悪いだけではないように思います。
3・11といえば、このブログを通して知り合ったSONRISAちゃんが立ち上げたAmanecer 。
今年はデザインは彼女ではありませんが、
去年と同様、えみりさんがお取り扱い下さることで、多くの方にご購入いただけれているそうです。
皆さんの購入が、石巻の女性に雇用を生み出し、生活を安定化させます。
今はたぶん、注文が殺到しているかと思うので、
これから購入を考えられている方は、たとえば4月11日とか、5月11日とか、
時期をずらしてご注文頂くのも良いかもしれません。
3月だけじゃないよ。
私たちはずっと覚えているよ。
その意思表示に…
個人的には、忘却というのは人が有する偉大な能力の1つだと思っています。
良いことも、悪いことも、すべて覚えていたらエライ事になる。
なので、忘れることに罪はないし、それが生きて行く、という事だと思います。
それでも。
私の身近な、本当に大切な人がなくなったら私は何を望むのだろう、
と想像した際、出てくる答えは一つであり、
『彼女が、彼が、この世に存在していたことを、少しでも多くの人に覚えていて貰いたい』
ということ。
来年6月、そして再来年3月に我が家は比較的大きな変化を迎える予定です。
それに向けて、断捨離含め、いろいろと準備していくつもりですが、
こういった、多忙さゆえに自分が大切にしたいものすら失われていることについても再考し、
より自分が望む生活スタイルに変えていけたら、と思っています。
余談ですが、3・11の帰りの電車、
疲れきって少し思考が暴走していた時の私の頭の中↓↓↓
みんな、誕生日とか結婚記念日とか、記念に何か買ったり貰ったりするよね。
そしてそうやって貰ったものって、見るたびにその時の事を思い出したり、
なかなか捨てれなかったりするよね。
それなら、今日、ずっと欲しくていつかは買おうと思っているものを購入したら、
私はそれを見るたび、身に付けるたびに震災のことを思い出すんじゃないの?
・・・と思い至り、ちょっと大きな?お買い物をしてしまいました。
その時は、お買いもののいい訳だな…と半分思っていた私ですが、
届いてそれを身に付けた時、これは結構良いアイデアかも、と思いました。
来年は1・17に何か買おう。
最後に。
以前もご紹介しましたが、よかったら再読ください。