読んだ本つれづれ!女性の身体の事から岡本太郎にダライ・ラマ&池上彰! | ASAKOのべりぃべりぃベリーダンス@岡山・倉敷/ヤスミンベリーダンススクール

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最近読んだ本アレコレ!
なんだか良い流れで読めたのでごしょうかーいо(ж>▽<)y ☆

まず。下記4冊は人間って動物なんだよなー、と思う本たち。
自分自身の女性という身体を持って生まれた人としての生き方、
今まで私の中では否定してきた部分のある
女性性を少し肯定し
て日々を立ち止まらせてくれる感じ。


身体知/内田樹・三砂ちづる
女性の身体や生活についての向き合い方が対談で読みやすく書かれてます。
現代の出産や育児などについて、それぞれの考え方で
ずばずばと書いてある感じ。
それはちょっとと思うことも多々あったが
納得する点も多かった。



「私が、答えます」/竹内久美子

全部間に受けると危険かもしれないけど(笑)おもしろおかしく男女の違いや
ちょっと聞きにくい性の質問とかを動物生理学を通じて
「あははー」って感じで読める本。
ちょっと色々腑に落ちる本。でも少し男性の見方が斜めになるかも?(笑)



不機嫌な夫婦達 なぜ女たちは本能を忘れたのか/三砂ちづる
三砂ちづるさんの読んだ本の中では一番自分自身に当てはまった本。
私の中では4冊の中では特に、みんなに読んでほしい本。
自分自身がなぜこんなに働くことへこだわるのか、なんで漠然と不安なのか
なぜ出産が怖いのか、なぜ結婚へ憧れが抱けなかったのか、などが
祖母から母へ、そして自分への時代背景等も感じながら
「そうかー。。。」と思いながらうなづきながら読んだ感じ。
これからを何を選択して、どうしていくかだよね!自分で!と思えた本。



オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す/三砂ちづる
昔話に出てくるオニババは女性のもつエネルギーをうまく処理出来なかった人たちでは?という話から
今の女性が「女性」ということを無視して生きていることへの問題提起。
ちょっと極端だし、読んでいて少し苦しい気持ちにもなるけど
だからと言って無視できるわけではないな、という感じ。

三砂さんのについては続けて読んだので内容ごっちゃですが
私はこの順番で読んで良かったかな。オニババから読んでたらちょっと受け入れられなかったかも。
そしてどの本も賛否両論あるだろうなー、と思うし本人もそれも承知で書いてらっしゃるんだろうな、と。
でも、この考え方も、自分の頭の中に置いておくのは良い気がする。

岡本太郎 岡本敦子が語るはじめての太郎伝記/岡本敏子
上記の「女性」とか「動物としての人間」みたいなのを沢山読んだ後に
「芸術」をひたすら生きた岡本太郎の母と
迷いぶつかりながらひたすら「芸術」を生きた岡本太郎の話。

上の本を読んで微妙に今までの自分の人生にペケ印をつけかけた私に(単純)
自分からわき出すものに正直でありつづけた岡本太郎の伝記は力を与えてくれた。

迷い道をしてもいいけど、自分の行きたい方向へ進めばいいんだ!と言ってくれた感じ。

あ、あと岡本かの子(母)の生き方から
何としてでも子は育つんだな!と思えて良かった(笑)



これからの日本、経済より大切なこと/池上彰・ダライ・ラマ

ダライラマの言葉はもちろんよかったけど
私にとって納得の行った池上彰の言葉。

「日本人は、十分幸せを感じられる社会を築いてきました。
夜道は一人で歩ける、戦争もテロもない、女性は長寿世界一、男性も長生き…などなど
その事に感謝しないといけないと思った。
もちろん向上心も大切でもっと良くなろう!という気持ちも必要だけれど

そして、「昔は良かったにもの申す」というところにも共感。

>核家族が問題視されているが核家族化は幸せを目指して選んできたもの。
>殺人は2012年の警察白書で戦後最低。
>遠くでおきたいじめを昔は知る事がなかった。社会で取り組む姿勢になった事が進歩なのでは?
>女性等の差別や偏見などが横行していた昔に本当にもどりたいのか?

などなど(文章変えて書いてるのでちゃんと読んでね)納得

今の色々な問題を無視していいわけではないけど
悲観するばかりではなく、ちゃんと現状の日本が幸せな状態にあるということを
認識して「足るを知る」ということを意識していけば
原発や戦争なんてなくなるんじゃーーーーーーーーーー!!!と思った。


なので、私のこの最近の読書ストーリーとしては

◎現在の女性としての私の生き方に疑問と今までの考え方改め、ちょっと反省

◎この辺で手術。ダメージを受ける。
上の本の事もあり女性としての
今までの自分に反省&これからちゃんと身体に向き合おう!

◎岡本太郎(かの子)により、でも自分の道を突き進んでいこうぜ!と今までの自分も肯定感

◎手術次の日、色んな事から解放される

◎ダライラマ&池上彰により
ていうか今の平和な日本に生を受けた事、
そして、平和に歩いたり自由に動いたりできることが幸せで
小さい事にこだわらなくていいんじゃん?

そして、日本を問題視ばかりするんじゃなくて、みんなで肯定的に見ていこうよ!
そしたら他の国や様々な問題に違う見方もできるんじゃん!
ていうか問題視したいだけで、問題じゃないこも世の中に一杯あるんじゃん?
そしたら、色んな事が解決するんじゃん?
という「今」全肯定感。


以上。

と、いって、もちろん
私のイラちな性格が変わった訳じゃ全くないんだけど(笑)
なんか、手術と読書合わせて
退院する頃にはなんだか腑に落ちて落ち着いた感じがして不思議だった。

その後にチベット仏教の本とかジプシーの本とか
女盗賊プーランとか椎名誠の旅本とか読んで…

更に、ほんとーに、
しみじみと
今の私の日常って幸せだなぁと思った(読んでる時はw)。

ついつい感謝の心を忘れてしまう私への覚え日記でした(笑)
興味がある本があれば読んでみてくださいましー☆