約1年ぶりの生観戦
おそらく今年最初で最後の生観戦だったが、ホークスファンの私にとっては見どころ満載の、良い試合だった
試合時間は2時間58分と短めだったが、非常に内容の濃い、理想的な試合運びだった
現在のホークスは故障者が相次ぎ、ベストメンバーでの戦いがなかなか出来ず、苦戦している状況ではあるが、本来のホークスの強さ、選手層の厚さを改めて感じさせてくれた
〈明暗分かれた両先発〉
この試合はホークス打線が爆発し、結果ワンサイドゲームになったが、この日の主役はなんといってもホークスの先発・千賀だろう
初回から150キロ台のストレートを連発
変化球もキレが良く、いずれも低めにコントロールされていた。
今まで何度か千賀の投球を生で見たことがあったが、この日は球がより走っているように見えた
そんな千賀の前に、バファローズ打線は全く機能しなかった。
千賀はピンチを招いても落ち着いた投球で、乱れることなく無四球で9回を投げ抜いたその姿には、エースの貫禄すらあった。
完封勝利はこの日が初めてということに驚いたくらいだ。
高校時代の千賀に伸びしろを見出し、ここまでの選手に育て上げた、ホークスのスカウティング力と育成力の凄さを改めて感じさせられた。
現在、サファテや岩嵜などの離脱で盤石のリリーフ陣が解体してしまっているホークスにとって、9回を投げ抜いてくれる先発投手の存在は非常に大きなものになってくる
次回登板にも期待したい
一方、バファローズの先発・西は、テンポの良い投球ではあったものの序盤から制球が定まらず、四死球などでピンチを招く場面も多かった
西の投球を生で観るのは初めてで、楽しみにしていた部分もあったが、本来の西の投球ではないように思えた
西は開幕投手を任されるような力のある投手。
福良監督からの信頼も厚い。
開幕投手同士の投げ合いになったこの試合は明暗分かれる形となったが、次の登板では本来の投球を見せてもらいたいところだ
〈ホークス打線爆発〉
この試合はホークス野手陣が大暴れ
松田、柳田、福田には本塁打が飛び出し、上林や長谷川、そして今年新加入のグラシアルも存在感を放っていた
この日は上に挙げた長谷川、グラシアルといった、怪我で離脱した選手たちの代役として起用された選手たちが結果を残し、采配が的中
ここのところ今宮がスタメンを外れることが多々あり、怪我の影響でまだ万全ではないのかと気になるところはあるものの、打線が繋がり、最後の最後まで手を抜かないホークスらしさも出ていた
このような試合運びが出来れば、逆転優勝も夢ではない
千賀がヒーローインタビューで言ってくれたように、選手たちも諦めずに優勝を目指してもらいたい
〈バファローズ・安達の守備〉
あともう一つ、どうしても触れておきたいのが、安達の守備である
安達の守備はいつ見ても惚れ惚れする
安達のもとに打球が飛べば、アウトになるな、という絶望感すらある。
カープ・菊池のような派手さはないかもしれないが、堅実で、ヒット性の当たりもクールに難なく処理する、その守備力には脱帽。
6回表に西田が放った痛烈な当たりへのジャンピングキャッチは流石の一言
確実に抜けたと思った打球だったが、安達のグラブに収まった
すぐ目の前で行われたそのプレーに、思わず拍手を送りそうになった。
個人的に、安達の守備が好きだ
ホークスの応援に行っているにもかかわらず、知らぬ間に、安達の守備を近くで見られるのが、楽しみの一つになってしまっている。
ホークスもバファローズも、もっと上の順位にいるべきチームだと思う。
両チームが、ペナントレース終了後にはもっと上にいられることを心から願うばかりだ





