まず最初は、歌口だけをあけて筒音(全ての指穴をふさいだ時に出る音)を確認します。音を出しながら少しずつ穴を広げていきます。やすりで穴の形を整えます。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190827/23/asakadaiko/14/de/j/o0350026314554549786.jpg?caw=800)
歌口があいたら次は指穴です。篠笛は沢山の種類があります。というか1つとして同じものは作れないのですが、主にお祭りや和太鼓と一緒に奏でられるのが8本調子や7本調子といわれる篠笛です。こういった基本となる調子の指穴の位置については歌口からの長さとしてそれぞれ決まっています。穴径も同じく決まっているので測って下の(歌口から一番遠い)穴からあけていきます。
穴の径にはもちろん気をつけるんですが、指とのフィット感にも十分気をつけます。特に指との相性が悪いと空気が漏れてしまってなかなか良い音がでない・・・ただし穴と指のフィットについては、次の段階の仕上げ(塗装)の状態でも大きく左右されます。次はいよいよ仕上げです!
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190827/23/asakadaiko/8f/8f/j/o0350026314554549793.jpg?caw=800)