おそらくほとんど読まれないだろうなと思い書いた前回のブログですが、予想以上に反響がありました。
今回はコロナワクチンの基本的なところを書きたいと思います。
最近ではSNSや週刊誌でも、コロナワクチンの危険性が報じられるようになってきたので、実は問題意識がある方が多いのではないかと思います。ですがワクチン推進派は「とにかく反ワクはデマです」としか言わないし、反ワクは勉強して機序を理解している人が多いように思いますが、感情的過ぎて言葉が汚くなってしまい、読む気が失せるというのがあると思います。
そこでなるべく専門用語を使わずに、何が問題になっているかを書きたいと思います。
おそらく今後はコロナワクチンのような「遺伝子製薬」が主流になるので、ご自身のため、そして大切な方を守るためには、概観的な知識が必要に思います。
専門知識を持った人と持たない人の乖離が激しすぎるのが現代の問題点だと思います。
ということで、専門知識を持った人には「それは厳密には違うだろ」と言われることは承知の上で、ざっくりとしたことを書きたいと思います。
人の免疫はすごくて、体内に侵入してきた強敵を暗記することができます。
初見の敵を倒すには時間がかかりますが、2度目に入ってきた敵に対しては、敵の情報を暗記しているので瞬時に反応できるのです。
そしてそのときの強烈な武器の一つが「抗体」です。
そこでワクチンです。
これまでのワクチンは、例えばウイルス対応ならば、ウイルスの害をなくして、体内に注射していました。
ワクチンは抗体を注射しているのではありません。
あえてウイルスなどを注射することで、自分の免疫に敵の情報を覚えさせるのです。
そこで前回、コメント欄で「インフルエンザワクチンも意味がないのでしょうか」と質問を受けました。
私自身の考えを書きます。
まずインフルエンザウイルスは、一本鎖RNAウイルスです。
一本鎖だと、簡単に変異しやすいのです。
もしある型のインフルエンザウイルスに対応するワクチンを打っても、インフルエンザウイルスはすぐに変異するので、そのワクチンは効果を発揮しなくなります。
さらに私が本質的だと思うことは、特に子どものうちは「病気にかかるべき」なのです。
風邪をひいて寝込んでいるとき、自分の免疫は敵の情報を記憶しています。
なので風邪で寝込んで苦しんでいるときは、実はその子は自分を強くしているときなのです。
なので、命に係わる状態でないかぎり、風邪はむしろ引いた方がいいと私は思っています。
そういった意味で、私はインフルエンザワクチンは打つ意味がないと思っています。
話を戻します。
今回のコロナワクチンは、これまでのワクチンと全く違います。
無毒化したウイルスそのものを注射するのではなくて、コロナウイルスの外殻にあるスパイクたんぱく質を作る遺伝子情報(mRNA)を注射します。体内に注射されたそのmRNAは、身体の細胞を「工場」にして、コロナウイルスの外殻であるスパイクたんぱく質を作ります。
それをその人の免疫が察知して、コロナウイルスの情報を記憶するということです。
そうすることで、本物のコロナウイルスが体内に入っても、すぐに抗体を発射できるようにしようということでした。
ですが非常に困ったことが、いくつも起こりました。
まずは、人の体内でコロナワクチンのmRNAはスパイクたんぱく質を作るのですが、そのスパイクたんぱく質自体が血栓になり、人の血管を傷つけることがわかってきました。
さらに、国は「体内に入ったコロナワクチンのmRNAはすぐになくなる」と言っていますが、そうではないことが証明されました。
もちろん個人差はありますが、延々とスパイクたんぱく質が体内を循環している可能性があります。
そして、私からするとファイザー社の悪意があることが感じられるのです。
この点は、ちょっと簡単には書きようがないので、以下の荒川央先生の言葉を、読んでいただきたいと思います。
そして更なる問題は「セーフティガードに当たる構造が見当たらない」という事です。タンパクの生産は自動で開始しますが、その生産を止めるためのスイッチが見当たりません。また、ゲノムに挿入された場合にゲノムから切り出すための工夫も見当たりません。
mRNAワクチンが逆転写されゲノムに取り込まれた場合、取り込まれるのはスパイクタンパクの一部かもしれませんし、全体かもしれません。他のタンパクと融合して癌化を促進する可能性もあります。一生体内でスパイクタンパクを作り続ける事すらあり得ます。では一度ゲノムに取り込まれてしまった後にゲノムから切り出すにはどうしたら良いか。その方法もおそらく現時点では存在しません。
スパイクタンパクは毒性の高いタンパクであり、例えば血管内皮細胞を障害することで血栓の原因となる事が知られています。毒性の高い遺伝子をワクチンに使う場合には、まずは毒性を取り除く事が必要になります。そうでなければたくさんの健康な人間に接種するワクチンなどに用いてはならないのです。それでもあくまでワクチンに用いるというのなら、まずはその毒性と予測される副反応について十分なインフォームドコンセントが必須になります。その上で、毒性に対処するための解毒剤の開発、毒性タンパクの生産を止めるスイッチ、ゲノムに挿入された場合の切り出し方法。全てをセットでデザインする必要があります。
そうした安全管理を放棄し、緊急使用を大義名分に見切り発車で大規模治験に踏み切っているわけです。ブレーキの無い自動車のようなものです。良いエンジンを開発した。それを載せる良い車体も開発した。けれどもブレーキの開発は間に合わなかった。その危険性は決して無視できるレベルとは思えません。
もう一つ懸念事項があります。ゲノムに組み込まれた場合に予期しないタンパクが作られたりしないか、という事です。RNAからはタンパクへの翻訳は一方向に起こります。しかしRNAワクチンが逆転写されてゲノムに取り込まれた場合、相補鎖 (二本鎖DNAの反対側) から逆方向に転写され、そこからもタンパクへの翻訳が起こる可能性があります。
そこで私は、まずは武漢型コロナウイルスのスパイクタンパクの遺伝子の相補鎖をDNA解析ソフトウェアを使ってタンパクに翻訳してみました。
mRNA中の塩基3個の組み合わせがコドン (遺伝暗号) であり、それぞれがアミノ酸1個に対応します。翻訳は開始コドン (M; メチオニン) に始まり、終止コドンで停止します。丸で囲んでいるのが終止コドンに対応する翻訳停止シグナルです。RNAを構成するヌクレオチドは4種類なので、コドンの組み合わせは4 x 4 x 4 = 64通りです。このうち、アミノ酸をコードしない終止コドンは3つです。RNAの並びがランダムな場合、終止コドンは3/64、つまり約20アミノ酸に一回の割合で出てきます。逆向きに翻訳するとオリジナルのスパイクタンパクでは頻繁に翻訳停止シグナルが出てきます。機能的なタンパクを作れそうには見えません。
次にモデルナのRNAワクチンの相補鎖をタンパクに翻訳しました。武漢型コロナウイルスのスパイクタンパクに比べてモデルナのRNAワクチンでは終始コドンがやや少ない。それでも終止コドンは多数あり、やはり大きなタンパクを作れそうには見えません。
最後にファイザーのRNAワクチンの相補鎖をタンパクに翻訳しました。
ファイザーのRNAワクチンでは終始コドンが少なく、82番目のアミノ酸以降は終末端付近まで皆無です。開始コドンのメチオニンから終末端付近の翻訳停止シグナルまで1295アミノ酸のオープンリーディングフレーム (読み枠;タンパクに翻訳可能な遺伝子配列) が取れます。終始コドンは通常1/20の割合でできますので、偶然ではこのように長いタンパクの読み枠は取れません。これは本当に偶然の産物なのでしょうか。ではこのタンパクは何なのでしょうか?遺伝子データベースとのデータ照合では既知のタンパクと有意な相同性は見られませんでした。今の所機能は不明です。無害かもしれませんし有害かもしれません。
完全長のRNAワクチンがゲノムに取り込まれる人の割合が実際にどれくらいになるのか。それは現時点では分かりません。その中にはこの未知のタンパクを生産している人も出てくるかもしれません。これも壮大な人体実験になります。
簡単に概観を書こうと思ったのですが、それは無理そうでした(笑)。
ですが、私はもうちょっとこのことを書こうと思います。
おそらく最後の方の荒川先生の言葉の意味は、最低限、遺伝子学を大学で修めたくらいでないとまったくわからないと思います。
ですが、丁寧に追っていけばわかると思います。
ということで、次は荒川先生の↑について、文系の方でもわかるように書こうと思います。
理解できれば、ファイザー社がいかにやばいことをやっているのかわかると思います。
ただ、まだまだコロナワクチンの危険性はたくさんあります。
私が思っていることは、今後数回に分けて、すべて書こうと思います。
ただ、私が理解に苦しむのが、日頃散々日本政府に文句を言っている人々が、いざとなるといきなり政府の言いなりになることです。
政府はおかしいと日頃文句ばかりの人たちが、コロナではなぜかみんなが日本政府の言うことに盲目的に従いました。
私的には盟友だと思っている「サッカー大好き母\(^o^)/」さんみたいな人は少数派です。
みんな、なんだかんだ批判精神なしに政府に言われるままワクチンを打っちゃうのですから。
日本人は変わらないと思います。
たとえば↓は2020年代です。
↓は戦前です。
なにか、日本に対して絶望的に悲しくなるのは私だけでしょうか。
ただ、昔は素晴らしい日本の医学者もいました。
↓は一世代前の権威だった先生です。
私は、こういう先生が減ったのがまずいと思うのです。