徒然に。

徒然に。

思ったことを気ままに。

 もちろん明日死ぬかもしれません。人はいつか死ぬし、40歳を過ぎているのでいつ死んでも不思議ではないでしょう。

 ですが、ここ2年に及ぶ体調不良から、本格的に回復が始まった確信がでてきました。

 このまま回復すれば、まともに朝から晩まで働けるのではないかと思ってきました。この2年間は、必死に耐えて数時間しか働けなかったので、塾やサッカーコーチでなんとか食い扶持を稼いできました。それ以外はめまいや体調不良でなにもできませんでした。

 ですが、ここ数日、医師国家試験に向けて勉強を再開する気力が湧いてきて、勉強をぼちぼち再開できています。

 将来医師にならなくても、なにか勉強を再開するのは必要だと思ったのでした。

 そして、人は自分の苦しみを、同じような苦しみを持った方と分かち合うべきだと思っています。

 ということで、健康面に何の不安もない方には、今回のブログは興味ないと思います。

 ですが、日々瞬間瞬間、体調不良で苦しんでいる方がいたら、ぜひ読んでいただきたいと思います。

 そのなかで、いつも書いていることではありますが、私は決して私のやり方を勧めているわけではないのです。

 そうではなくて「こういうやり方で劇的に体調が良くなった」という体験談を書くことによって、一つの選択肢としてほしいのです。

 しかも今回書くことは、標準的な医学界で言われていることとは正反対のことですので尚更です。

 医学部を卒業した人間が、医学界で言われていることとは全く違うことを試し、健康が回復しつつあるというのは、それはそれでおもしろいでしょう。

 それでは、箇条書きの形で書きたいと思います。

 

1.重曹

 重曹はNaHCO₃です。これはアルカリ性そのものです。重曹は体内環境をアルカリ化するのに寄与します。

 結局、病気のほとんどは酸化が原因なのだと私は思っています。癌は最たるものでしょう。

 体内環境をアルカリ性に近づければ、よくなると考えました。

 

2.プレバイオテクス

 これは腸内細菌叢改善です。

 これには2種類あります。

 プロバイオテクスとプレバイオテクスです。

 プロバイオテクスとは、善玉菌を直接摂取することです。ですが、外部から摂取した善玉菌は、腸内には定着しません。

 なので元々腸内にいる善玉菌に餌を与えるプレバイオテクスを主力にすべきだと私は考えます。

 その中で私の研究で、最も効果があるのが「イヌリン」と「グアーガム」です。

 これらはほぼ100%、腸内細菌の餌になります。

 そして、おそらく人間にとって最も大事なのは腸です。

 そのなかでも腸内細菌叢です。

 私は、人の性格さえ、実は腸内細菌叢の分布からある程度わかるのではないかと推測しています。

 といいますか、人の意識の形みたいなものは、腸内細菌叢の分布ではないかと思っています。

 いつかそのことも書いてみたいと思います。

 その腸内細菌叢を良くするためには、イヌリンとグアーガムほど良いものはないと思います。

 

3.ビタミンB

 ビタミンBは、私は世の中で喧伝されるビタミンC以上に圧倒的に大事だと思います。

 というのは、代謝において、ビタミンBがないと、進まないのです。

 

エネルギーに関係するビタミンB群 - 天王寺こいでクリニック 心療内科・神経内科・栄養療法

 

 ↑は、人の生体内の代謝です。

 非常に大雑把に書けば、クエン酸回路というところで、人が活動するために不可欠なATPというのを作ります。

 体内でのガソリンみたいなものです。

 タンパク質は、人の身体の部品です。

 糖質と脂質から、ガソリンであるATPが作られます。

 なので三大栄養素でいえば、たんぱく質が身体の部品を作り、糖質と脂質がエネルギーを作ります。

 糖質は短期的なエネルギーです。

 その短期的なエネルギーが欠乏したとき、脂質をエネルギーに変えます。なので脂質とは、身体にため込んだエネルギー源みたいなものです。

 ですが、化学反応により、脂質をエネルギーに変えようとしてクエン酸回路に入れようと思ったとき、酵素というものが必要になります。

 生物基礎「酵素」タンパク質でできている酵素の4つの性質 | TEKIBO

 

 ↑左下の画像のように、酵素(触媒のこと)があると、化学反応が進むためのエネルギーが、少なくて済みます。

 酵素がないと、多大なエネルギー(ATP)を費やします。つまり、酵素がないと、生体内化学反応が進みません。

 酵素はたんぱく質です。

 ですが、たんぱく質である酵素が働くためには、補酵素というのが酵素に嵌らなくてはなりません。

 そしてその補酵素の主なものはビタミンやミネラルです。

 酵素の働きと性質|気になる遺伝子

 

 もう一度、図を再掲します。

 

エネルギーに関係するビタミンB群 - 天王寺こいでクリニック 心療内科・神経内科・栄養療法

 

 ↑で、たとえば脂肪酸からアセチルCoAになるために、ビタミンB₂とナイアシン(ビタミンB₃)、パントテン酸(ビタミンB₅)が必要とありますが、補酵素として必要ということです。

 そして↑を見ていただければわかるように、三大栄養素の代謝は、ビタミンBが決定的に必要です。

 食事を減らしても痩せないという人は、おそらくビタミンB摂取が不足していることも一因だと思われます。

 

4.マグネシウム

 私のなかでは、健康が劇的に良くなった最大の要因は、このマグネシウムです。

 ビタミンの必要性は言われます。

 ですが、ミネラル、特にマグネシウムの必要性は全く言われることがありません。

 そのなかで、実はビタミンより大事なのがマグネシウムだと思いました。

 マグネシウムも補酵素の一つです。

 そして、圧倒的にマグネシウムが絡む生体反応は多いのです。

 

マグネシウムとエネルギー代謝。 – 早川医院|皮膚科 京都市中京区烏丸 丸太町駅徒歩3分

 つまり、いくらビタミンを摂取しても、補酵素としてのマグネシウムがないと、生体反応は促進されません。

 そして、おそらく現代人は大半の人がマグネシウム不足なのです。

 

 そこで、たくさんマグネシウムを摂ろうとなったとき、2つ問題があります。

 1つは、普通にサプリメントでマグネシウムを摂ろうとすると「酸化マグネシウム」を摂ってしまい、体内に吸収されないのです。

 酸化マグネシウムは下剤として使われます。

 体内に入れるようなマグネシウムならば、グリシン酸マグネシウムやクエン酸マグネシウム、塩化マグネシウムが適しています。

 2つは、マグネシウムの重要性がまったく知られておらず、しかもミネラルの過剰摂取は危険だと一般に思われていることです。

 それは一面では正しいと思います。

 たとえば鉄やセレンの過剰摂取はまずいと思います。

 ただ、マグネシウムに関しては、過剰摂取のまずさよりも、不足の方が危険だと私は考えました。

 マグネシウムを過剰に摂取しても、せいぜい下痢になるくらいだと私は認識しています。

 マグネシウムを1日600㎎~1200㎎を摂るといいと言う人がいます。

 私は1日1000㎎ほどのグリシン酸マグネシウムを摂取しています。

 

 

 

 

 ただ、厚労省の1日の摂取基準は400㎎ほどです。

 なので私が書いていることは、厚労省とは言っていることが違いますので、決して勧めているわけではないのです。

 ただ、私自身が自分で試すことを私の勝手でしょう。

 どっちみち体調が悪いのですから、それで悪くなって死んだって、それはしょうがないと思います。

 ですが私のなかでは、マグネシウムを多く摂るようにして、劇的に体調が回復し始めました。

 私の体験談ということで、試す方は自己責任でお願いします。

 ただ、私のように体調が悪くて、もうどうにもならない方にとっては、一つの方法ではないかと思います。

 全く根拠がない療法よりはよっぽどいいのではないかと勝手に考えています。

 

5.ケイ素

 これもマグネシウムと並ぶくらいに効果があったと思います。

 人の身体は結局のところ、身体が酸化されていないかともう一つ(それは重曹で解決できると思います)毛細血管がしっかりしていて、身体の隅々まで血液が行き届くかどうかだと思います。

 そして、血管内皮細胞の成分であるケイ素は、絶対的に必要なものです。

 といいますか、ケイ素は体内で最も多くの臓器にあるミネラルです。

 そのケイ素ですが「ケイ素水」などの、効果がありそうなものが出回っています。もちろん効果はあるのでしょう。

 ですが、私からすると、王道でケイ素を摂れるのがあります。

 それは「オートミール」です。

 

 

 なんと100g中600mgも入っています。これは食品中ダントツに多いのです。

 つまり、白米にオートミールを混ぜるなりして食べれば、1日に必要とされる30㎎以上、軽く摂れてしまいます。

 そして、毛細血管の健康ということでは、私はケイ素が最高のものだと最近思うようになっています。

 

 いろいろ書きましたが、私としては医学部で学んだ知識を基礎にして、いろいろ試してみて、そして現代医学の反対の答えになってしまった感じがあります。

 それは私の身体がそうだったのだから、しょうがありません。

 では、どうすればいいのか。

 このまま体調が上がってくれば、医師国家試験に挑戦して(一つ前段階に試験はありますが、医学部は卒業しているので受験資格があります)医者になってやろうかと思っています。

 そして、薬を極力使わない、分子栄養学的な治療を目指した医院をやりたいですね。

 まあどうなるか、自分の体調次第のところもあり、それはそれで面白いところではあります。 

 そして、サッカーコーチや塾でやっていくのも、私は充実感があるのでそれでもいいのです。

 なにか、最近になってやっと、自然体に人生を送れるようになってきた気がします。