映画を観るなら、まずホラーかスリラーもの。


本を読むなら、まずミステリー、サスペンスもの。


今年2月に日本に帰ったときにどっちゃりと買ってきた文庫本はほとんど、どろどろしたミステリー。松本清張生誕100周年とかで、手にした「砂の器」や、東野圭吾、宮部みゆきなどからかなりはずれて、70万部突破!という帯にだまされ買ってしまった辻仁成の「サヨナライツカ」が、なかなかよかった。


25年の歳月を一人の人間を想い続けるって、そんなバカなことがあるかと思うけれど、なぜかそれを信じさせるくらいに二人の気持ちが上手く描かれていたから、最後に号泣してしまった。年を重ねるごとに涙もろくなるのは何故かしら。


ミステリーじゃ、こんなに切なく胸がぎゅっとされることはないから、こういう愛とか人間ドラマが繰り広げられる本も、たまには読むと心の栄養になる気がした。


ま、私もこんな恋愛がしたいーー、なんて思う年頃ではないから、頭の隅っこのほうでは、こんなことが現実に起こりうるはずがないよー、ははは、と思ってしまう反面(ミステリーもそうだけどさ)、非現実だけど、愛を追求していく人間模様に脳みそから幸せな気持ちがぱーっっとでてくるから、不思議だ。



そんな本を読んだ後で、借りてきたDVD、「Whiteout」と「Case 39」を観る。前者はアクションスリラーで、後者はホラー。やっぱり、辿り着くのはここなんだ、笑。