綴る。
言葉を綴る。
真実のような嘘であり、嘘のような真実でもある。
いまから綴るのは、真実か嘘か。
それを決めるのは、あなたでなく私であり、私でなくあなたである。
この度の題は『キズ』
『傷』『疵』『創』文字での表現は様々。
それでは、ごゆるりと――
『キズ』
私の心は熟れた柘榴(ザクロ)のように
ぱっくりと口を開けている。
しかしそこから覗くのは
つやつやときらめく
美しい宝石のような赤い実ではない。
閉じかけては
また開かされ
乾くことなく
流れつづける
赤黒い血。
古傷の上に新しい傷が出来たり
古傷が抉られたり
新しい傷をさらに傷つけられたり
深く 浅く 大きく 小さく
引き裂かれては押し潰され
私の心は
常に
血を流している。
痛いと叫んでも声にはならない。
苦しいと訴えても声は届かない。
そうして私は今日も
黙って痛みを堪え
笑顔で苦しみを隠し
ただ傷が癒えるのを待っている。
早いこともあれば
長くかかることもある。
そう、いつかは必ず
傷は癒えるのだから。
いかがでしたでしょうか。
なにか伝わったのならば幸いです。
ただ、これは言葉の羅列に過ぎませんので、あまり深くお受け止めになりませんように。
それではまた、お会いしましょう。
では、これにて。
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