結婚して8年

義と深く関わるようになって約6年


それから同じ曜日、月に3回

一緒に稽古してた方が

今日亡くなりました


今年の1月末に会ったのが最後でした

いつもは自転車でスーパー行くのに

ふと声掛けられて

同じマンションの人かなー

旦那を知ってる人かなー

なんて思って軽く挨拶返したら

コロコロのカート押してた

去年までのふっくらした体型も細くなり

顔は少し小さくなって

身体はもっと小さくなったように見えて

すごくビックリした


一瞬誰かわからなかった


その日は

「足が痛くてな

 もう、ちょっとの坂も自転車駄目なの( ˊᵕˋ ;)」

と言ってた


入院したと聞いたのはその直後だった



その後退院したけれども

起き上がれる体力がなくて

褥瘡がひどいと

3日前に大姑から聞いていた


「気の毒で見ていられなかった……」


大姑は徒歩3分の距離のご近所


あたしが唄を始めた頃

古参の方々に「本当に上手やわ」「頑張ってるな」

あちこちで言われた事があった

もちろん、お世辞なのはわかってた


でも、すぐにあの方が話したんだなって解った

あたしは普段合わないけど

その方は最高齢者の1人、歳の近い仲が良い人は何人も居る

多分その人達と個人的に会った時に

あたしが唄を始めた事を話したんやと思う



本当に優しい人やった

どれだけ頼りにしてたか計り知れないほどに



夜に大姑から電話かかってきて

明日のお通夜一緒に行く機会をいただいた


てっきり近親者のみで見送るのかと思ってたけど

せめて最期のお別れをする機会をいただけただけでも良かった




結婚してから、何度か誰かしらのお通夜に行く旦那を見送った事があった

昔お世話になってた職人さん

一緒に稽古してた会員さん


また、大きな存在の人が旅立っていった



あたしの父もなんだかんだ高齢者

今でこそ「まだまだ若い」って言われる歳やけど

10年後も一緒に過ごせているかわからない



母方の祖母でもかなりのショックで、

しばらく記憶無くしてるくらいやのに

自分の親となったら耐えられるか自信ない

でも、なんだかんだ生活はしてると思う

していくしかない





明日は、ちゃんとお見送りしよう


ある意味、寝たきりになって身体のあちこちが相当痛かったはず

その痛みから解放されたんだな…と思うことに……